ベンチャー企業が人工知能の技法をアプリに取り入れている。経費精算アプリ「AppZen」は、領収書をカメラで撮影すると、内容を理解して費目を区分けし、経費精算レポートを作成する。同時に、システムは経費精算の間違いや不正を検出し、経理部にアラートを上げる。観光ガイドアプリ「Jetpac」は、Instagramに掲載されている写真を分析し、米国で一番幸せな場所を教えてくれる。これらアプリの背後では人工知能の最新技術が使われている。

簡単に経費精算できるアプリ

出典: VentureClef
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 AppZenはシリコンバレーに拠点を置くベンチャー企業で、人工知能を活用した経費精算システムを開発している。著名アクセラレーター「500 Startups」の製品発表会「Demo Day」で、AppZen CEO(最高経営責任者)のAnant Kaleが、製品概要とその背後で動いている人工知能について解説した。

 上の写真はイベント終了後の記念写真撮影の様子で、今期の開発者全員がステージ上に勢ぞろいしている。