写真1●プロジェクター機能を内蔵したAndroidタブレット端末「PEACOCK(仮称)」
写真1●プロジェクター機能を内蔵したAndroidタブレット端末「PEACOCK(仮称)」
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写真2●ブースの壁に手のひらサイズの本体から動画を投影
写真2●ブースの壁に手のひらサイズの本体から動画を投影
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写真3●本体上部にLED光源を内蔵している。
写真3●本体上部に光源(LED)を内蔵している
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 ITSLabのプロジェクター内蔵Androidタブレット「PEACOCK(仮称)」(写真1)は、日経BPが主催する「ITpro EXPO AWARD 2013」で「優秀賞」を受賞した。同EXPO会場では、ブースの壁に手のひらサイズの本体から動画を投影(写真2)するなどして大きな注目を集めた。

 「Nexus 7」(米Google)などの登場ですっかり市民権を得たAndroidタブレット。ITSLabが開発したPEACOCKは、本体の上部にプロジェクター機能を内蔵しているのが特徴だ(写真3)。

接続の手間が不要、すぐに投影できる

 会議や商談といったビジネスシーンで活用する機会が多いプロジェクター。小型プロジェクターを客先まで持参し、プレゼンテーション資料を投影して商談に活用する営業担当者も少なくない。

 客先で問題になりうるのがPCとの接続だ。商談前の短い時間に慌ててPCと接続すると、PCのディスプレイに資料が映っているのに壁に投影されないといった事態が起こりうる。「プロジェクター機能を内蔵しているPEACOCKなら、ケーブルの接続が不要。KINGSOFTのオフィスソフトがプリインストールされているので、WordやPowerPointなどの資料を即座に投影できる」。同社執行役員COOの濱田典之氏は、PEACOCKの利点をそうアピールする。