妊娠後期の女性に対するケトプロフェン外皮用薬(商品名モーラス他)の使用について、厚生労働省は3月25日に添付文書の変更を指示。テープ剤は従前の「慎重投与」から「禁忌」に、パップ剤やゲル剤などテープ剤以外の外皮用薬でも新たに禁忌となった。
ケトプロフェンのテープ剤を使用した妊娠後期の女性の胎児において、死産につながる恐れのある動脈管収縮の発生が過去3年で2例確認されたため。
インドメタシンなどケトプロフェン以外の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)外皮用薬にも、妊婦などへの投与に関して、類薬で妊娠後期女性の胎児に動脈管収縮が起きた旨が追記された。
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