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 米Facebookは現地時間2014年5月22日、プライバシーに関する機能強化を発表した。新規ユーザーの初期設定で、投稿の共有範囲を「友達」にする。これまでは、初期設定の共有範囲は「公開」になっていた。

 同社は、「友達とのみ共有したかった内容がうっかり全ユーザーに公開されてしまうことは、その逆よりずっと困った事態になることが分かった」と、述べている。

 ユーザーが初めて投稿する際、共有範囲を「友達」にするか「公開」にするか選択を促すダイアログが表示される。選択せずにダイアログを閉じた場合は「友達」が適用される。

 また、既存ユーザーも含めたプライバシー強化として「Privacy Checkup」ツールを提供する。投稿の共有範囲、使用アプリケーション、プロフィール情報のプライバシー設定などを、簡単な手順で見直すことができるという。同ツールは、数週間かけて利用可能にする。

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