レノボ・ジャパンは2018年3月13日、都内で発表会を開催し、Chrome OSを搭載した2-in-1型の「Chromebook」を教育市場向けに発売することを発表した(写真1)。

写真1●レノボが教育市場向けにChromebookを発売へ
写真1●レノボが教育市場向けにChromebookを発売へ
(撮影:山口 健太、以下同じ)
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 レノボがChromebookを日本で発売するのは初めて。発表したのは「Lenovo 300e」と「Lenovo 500e」の2機種で、2018年5月に発売する。

クラウド導入、過剰スペックの見直しでコスト削減を

 発表会にはレノボ・ジャパン 教育市場担当の渡辺守氏が登壇し、まず小・中学校と高校(K-12)のICT環境の整備状況について説明した(写真2)。文部科学省は情報端末を「3.6人に1台」普及させる目標を掲げている。現状は「5.9人に1台」にとどまっているという(写真3)。

写真2●レノボ・ジャパン 教育市場担当の渡辺守氏
写真2●レノボ・ジャパン 教育市場担当の渡辺守氏
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写真3●文部科学省の目標と現状に乖離
写真3●文部科学省の目標と現状に乖離
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