注目を集める、全く新しい作用機序を持つ低分子薬
疾患の原因や増悪に関わる異常な蛋白質を分解する低分子化合物、標的蛋白質分解誘導薬の創薬研究が、米国を中心に本格化している。2018年には、米国のベンチャー企業が創製した、アンドロゲン受容体の分解を誘導する標的蛋白質分解誘導薬が臨床試験入りする見通しだ。
従来の低分子薬では、転写因子のような酵素活性のない蛋白質などを創薬標的にするのは難しかったが、標的蛋白質分解誘導薬は、標的蛋白質に結合しさえすれば分解を誘導できるため、創薬標的が大幅に広がるとして期待されている。業界では、『低分子ベースの新たなモダリティになる』と期待する声が高まっている。
本セミナーでは、標的蛋白質分解誘導薬の創薬研究に携わっているアカデミアや企業の専門家を迎え、最新の研究開発状況、標的蛋白質分解誘導薬の創薬の在り方について考える。
活発な議論の場として、情報共有の場として、絶好の機会となるであろう。
開催概要
セミナー名 | 日経バイオテク プロフェッショナルセミナー 低分子薬の新たなモダリティ: 標的蛋白質分解誘導薬の最前線 |
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日時 | 2018年 5月 29日(火)13:00~18:00 (開場12:30)予定 |
会場 | 東京・神谷町 日経BP社 本館5Fセミナーホール |
受講料 |
37,000円(税込み)
31,000円(税込み) |
定員 | 90名(座席を追加しました) ※最少開催人数(20名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。 |
主催 | 日経バイオテク |
プログラム
13:00~13:05 |
開会挨拶
橋本 宗明 日経バイオテク 編集長 |
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13:05~13:20 |
加熱する標的蛋白質分解誘導薬の研究開発
久保田 文 日経バイオテク 副編集長 |
13:20~14:10 |
IAPのユビキチンリガーゼ活性を利用した標的蛋白質分解誘導剤SNIPERの開発
内藤 幹彦 氏 国立医薬品食品衛生研究所 遺伝子医薬部 部長 |
14:10~14:30 |
Drugging Undruggable Targets; Bi-functional型標的蛋白質分解誘導剤の課題と解決法の提案
冨成 祐介 氏 ファイメクス 代表取締役社長CEO |
14:30~14:40 | 休憩 |
14:40~15:30 |
半田ビーズによるサリドマイドターゲットの発見から創薬への展開
半田 宏 氏 東京医科大学 ナノ粒子先端医学応用講座 特任教授 |
15:30~16:20 |
標的蛋白質分解誘導薬のケミカルバイオロジーとスプライシングモジュレーターの創薬を繋ぐ
大和 隆志 氏 エーザイ 執行役 オンコロジービジネスグループ チーフメディスンクリエーションオフィサー (兼) チーフディスカバリーオフィサー |
16:20~16:30 | 休憩 |
16:30~18:00 |
パネルディスカッション
パネリスト :各講演者の皆様 |
【お申し込み注意事項】
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