華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は、SIMロックフリーのスマートフォン「Mate 10 lite」と「nova lite 2」の2機種に「顔認証」機能を追加する。また、自撮りの写真に様々なエフェクトや背景を付けられる「ARレンズ」機能もMate 10 lite向けに提供する。2018年3月9日から順次開始されるソフトウエアのアップデートでこれらを使えるようになる。本記事では、提供開始に先立って報道関係者向けに公開された新機能をレビューする。

Mate 10 liteとnova lite 2が「顔認証」に対応(撮影:山口 健太、以下同じ)
Mate 10 liteとnova lite 2が「顔認証」に対応(撮影:山口 健太、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]

「顔認証」で画面ロックを解除、スライド操作も不要

 Mate 10 liteとnova lite 2の2機種が新たにサポートする「顔認証」は、あらかじめ顔情報を登録しておくことで、スマートフォンの画面を見るだけでロックを解除できる機能になる。指紋認証に続く、新たな生体認証として追加された。

 設定画面には新たに顔認証用のセットアップ機能が追加された。設定画面の「顔認証」から、免責事項に同意することで顔情報の登録が可能となる。登録は画面の枠内に真正面から顔を向けるもので、数秒で終了する。

設定画面に「顔認証」が追加
設定画面に「顔認証」が追加
[画像のクリックで拡大表示]
顔認証の登録画面
顔認証の登録画面
[画像のクリックで拡大表示]