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準強制わいせつで起訴の乳腺外科医、逮捕から約2カ月
外科医の早期釈放求め2万筆弱の嘆願署名を提出

 手術後で麻酔が残る女性患者に対し、術後診察に訪れた医師がわいせつ行為をしたとして柳原病院(東京都足立区)の非常勤外科医が準強制わいせつで起訴された事件で、弁護人や柳原病院関係者らは10月20日、身柄拘束が続く外科医の早期釈放を求める嘆願署名(総数1万9463筆、49団体)を東京地方裁判所に提出した。

 外科医は、今年8月25日に女性患者へのわいせつ容疑で逮捕され、柳原病院は抗議声明を発表していた(わいせつ容疑で医師逮捕、病院が抗議声明)。その後、9月6日には勾留理由開示公判(準強制わいせつ容疑の医師「やっておりません」)が行われたが勾留は続き、9月14日に起訴となった(患者への準強制わいせつ罪で外科医を起訴)。弁護団は、これまでに2度の保釈請求と、保釈請求の却下にともなう2度の準抗告を行っているが、いずれも却下が決定している。

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