本セミナーは、ビデオ会議ツール「Zoom」を使って、当日ライブ配信します。
3月8日(月)午前9時に締め切らせて頂きます。
セミナー紹介
「世界で戦える工場マネージャー養成講座」は、国内外を問わず工場のマネジメントを担う管理者に求められるスキルを体系的に学べる全2回の講座です。
いま工場長や製造部長の職責にある人、あるいは近い将来に工場を統括する職責に就くべき人が、本講座の対象です。世界レベルで戦える工場をつくり上げるために重要なのは、何も特殊なマネジメントテクニックではありません。工場としてやるべきことを確実に行い、かつ工場を含めた製造業のサプライチェーン全体を俯瞰して考えることが重要です。
そのために必要な工場管理の基本や、サプライチェーンを通してきちんと造る条件、改善活動を通して品質をより良くする条件、原価管理を通してきちんと儲ける条件──。こうした世界で戦える工場マネージャーに必須のスキルの習得を本講座で狙います。
本講座では、世界で戦える工場マネージャーに欠かすことのできない「8つのポイント」を、全2回の講座で包括的に解説します。
今の日本の製造業はどこも限られたヒト・モノ・カネの経営資源の中で四苦八苦しています。中でも苦しんでいるのが、ヒト。特に工場マネジメントを担うべき中核人材の育成です。目に付くのは、会社が必要な知識やスキルを与えないまま工場マネジメントの任を負わせるケースです。これでは期待通りの成果を出すことが難しいのは言うまでもありません。本講座は、こうした人材育成面での弱点を補うことを念頭に、世界水準の工場マネージャーに必要なスキルを網羅した内容になっています。世界で戦える工場づくりに向かって、自分が何をすればよいのかを具体的に理解できるように構成しました。ご期待ください。
世界で戦える工場をつくり上げるために、管理者に求められる能力やスキルを知ることができます。
世界水準で戦っている工場が、実際にどのような取り組みをしているのかを知ることができます。
実践経験が豊富な講師による実践的な事例の解説により、「自社でどこから手を着ければよいか」が分かります。
世界水準の工場マネジメントを押さえることで、将来の経営幹部の視点を身に付けることができます。
※各回の詳細は下記に掲載のプログラムをご覧ください
- 視聴に必要なURLは、3/9(火)までにご登録のアドレス宛にメールでお知らせします。
URLはセミナーに参加する方のみ利用可能とし、再配布を禁止します。 - 受講者は、動画を録画・キャプチャーすること、SNSなどへのアップも禁止します。
もし、発見した場合、事務局は削除を要求できることとします。 - セミナーの内容や受講者の個人情報などはセミナー内のみとし、口外しないでください。
- システムトラブルなどにより、画像・音声に乱れが生じた場合も再送信や返金はできませんので、予めご了承ください。 なお、音声、画像は受講者でご調整ください。また、サービス利用にあたってのサポートは致しかねます。
- 配信中、異常と思われる接続を発見した場合、予告なく切断することがあります。
- Zoomの接続環境は【パソコン、有線またはWi-Fiのインターネット環境】推奨です。
なお、「Zoom」上では、個人情報は一切取得いたしません。開催時間中にURLにアクセスいただくと受講可能です。
開催概要
セミナー名 | Zoomを使ったWeb配信セミナー 世界で戦える工場マネージャー養成講座(全2回) |
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日時 | 2021年3月10日(水)、24日( 水)10:00~17:00 |
会場 | オンライン講座 Zoomを使ったWeb配信セミナーです |
受講料 |
95,000円(税込み) |
定員 | 60名 ※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。 |
主催 | 日経クロステック、日経ものづくり |
講師紹介
ジェムコ日本経営 コンサルティング事業部 本部長コンサルタント
公益社団法人全日本能率連盟認定マネジメント・コンサルタント
ICMCI(国際公認経営コンサルティング協議会)認定コンサルタント
MBA(経営学修士)
プログラム
第1回 ― 3月 10日(水)
工場の稼ぐ力を世界レベルに引き上げる
──世界レベルの工場は「きちんと儲ける」工場づくりをしている
概要:工場管理とは単にQCDを守りながら生産するというものではありません。稼ぐ力をもった「強い工場」とは、企業が競争で勝てるために経営に対して貢献できる工場のことです。工場管理とは、経営に貢献できる工場の“あるべき姿“を考え実現させてゆく活動でもあります。そのためには、経営数字や原価への知識を正しく持つことが重要です。
ポイント1 | 実務を担う管理者といえども経営数字は必須
工場の実務者がなかなか理解できていない、財務諸表を正しく理解することを狙います。 特に、経営に貢献することが求められる工場運営では損益計算書の利益数字だけではなく、貸借対照表の資産や、キャッシュフロー計算書の概念などが極めて重要な管理ツールになります。工場でマネジメントの任に当たる人は、経営者の一員であり、経営数字でのKPIを正しく押さえて業務を推進することの重要さを理解する必要があります。 |
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ポイント2 | 稼ぐためには原価の構造を理解せよ
工場が目論見通りの利益を出せるために、必ず知っておかなければならない原価の構造について理解することを狙います。 原価計算は、何をどれだけ売れば、いくら儲かるのかを正しく知るために必要不可欠なものです。加えて、利益を増やすために何をすべきかを考えるために必須のツールでもあります。原価の知識を持たずに、単にコストダウンに走っても、望むような利益を生み出すことはできません。 工場でマネジメントの任に当たる人は、正しい原価の知識を持った上で、現場での原価把握や、利益改善のための活動の指揮を執ることが求められます。 |
ポイント3 | 工場の“あるべき姿”を明確にせよ
工場が経営から求められる役割を果たすためには、工場の“あるべき姿”を明確に示したうえで、それを満たす機能を考えることが重要です。 工場は、ただ良いものを、安く、納期通りに造ればよいというものではありません。QCDを維持・向上させることは必須ですが、商品特性や営業方針、市場環境により、「良い品質」の意味や、狙うべきコスト、納期管理の方法などは異なるものです。工場でマネジメントの任に当たる人は、工場の“あるべき姿”を描き、そして工場が経営から求められている役割を正しく理解し、その役割を果たすことができるだけの機能を工場内に具備させるための視点をもつ必要があります。 |
ポイント4 | 徹底してものを流せ、流れを止めるな
経営に寄与するものづくりの基本は、ものが滞留せずに徹底して流れる工場にすることであり、その経営的な意味あいと現場のあるべき姿について総括します。 ものが流れる工場の狙いは、工場で予定したコストを実現すること、そして定められた納期に確実に出荷を実現することです。そのためには、生産管理が正しく機能している必要があります。生産管理では、調達から、生産、出荷までの計画が正しく連携していること、そして工場内で生産計画と連動して生産実績を正しく把握できている必要があります。また、ものの滞留の代表例である在庫や仕掛品は、実務的にはあれば便利な存在ですが、経営的には害悪といっても過言ではない問題を抱えた存在でもあります。工場でマネジメントの任に当たる人は、実務面と経営面でのトレードオフを理解しながら、実務を遂行しつつ経営数字を最大化させる難しい舵取りを実行しなければなりません。 |
第2回 ― 3月 24日(水)
工場のものづくり力を世界レベルに強化する
──世界レベルの工場は「きちんとつくる」基本を徹底している
概要:工場では特定の機能を部分最適化するのではなく、受注から出荷に至るサプライチェーンを俯瞰しながら「全体最適」を実現しなければなりません。QCDS(品質・コスト・納期・安全)をどう実現するのか、小手先の手法論を振り回すのではなく、強い工場を実現するための考え方とその取り組み方について理解をすることが重要です。
ポイント1 | 経営成果とQCDを確保するための基本は5S
経営者の一員である工場マネージャーが必ず押さえておかねばならない5Sの考え方について理解することを狙います。 5Sはものづくりの基本と呼ばれ、どの会社でも実践していると言われていますが、現実には、多くが正しく理解できておらず、本来の目的を達成できていないのが現実です。5Sを正しく理解することは、工場を強くすることだけでなく、経営に貢献できる工場づくりをすることでもあります。 工場でマネジメントの任に当たる人は、5Sが経営的にどのような意味を持ち、正しく経営に貢献するための5S進め方について理解することが重要です。 |
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ポイント2 | 改善は工場全体を俯瞰すべし
工場での改善活動は部分的な視点ではなく、工場の活動全体を俯瞰した上で取り組むことが有効だということについて理解することを狙います。 部分最適な改善活動は、時には全体の効果を減少させてしまうこともあります。工場の“あるべき姿”を踏まえた全体最適な改善を行うことが重要です。また経営成果を得るためには、ただ作業者に負荷をかけるような改善をするのではなく、「本来やらなくてもよいことを、やめさせる」という視点(ムダ・ロス視点)を持つことも必要です。工場でマネジメントの任に当たる人は、実務者が部分最適に陥りやすい点に注意しながら、経営への効果と言う視点を踏まえた、全体最適での改善活動を推進することが求められます。 |
ポイント3 | 品質作り込みの基本を理解せよ
工場で品質を造り込むための重要なポイントについて理解することを狙います。 品質造り込みの考えは、各工程で何をすれば品質が確保できるのかをしっかり考えるプロセスが重要になりますが、このような視点は、社内の暗黙知(ノウハウ)の形式知化、そして取引先のプロセスを監査する際にも役立ちます。さらに、工程から薄れつつある「三現主義」を改めて見直し、現場に根付いた(地に足が着いた)工場管理ができるための視点を理解することを狙います。昨今、ITの進歩や管理業務の増大など、さまざまな理由で、「現場」を見ないまま、「机上のデータ」だけで品質を議論する傾向が拡大しています。データは客観的な証拠として三現主義の現実を知るために極めて重要ですが、現場・現物を見ないままでは判断を誤ってしまうことがあります。工場でマネジメントの任に当たる人は、品質造り込みの着眼点、そして三現主義へのこだわりを正しく持つことで、自工場の工程設計や品質確保、あるいは取引先の工程品質の確保を推進できるスキルを持つことが求められます。 |
ポイント4 | コンプライアンス・安全なくして生産はない
工場の命運を左右する危険性を持つ、コンプライアンスと安全の確保に向けた考え方の理解を狙います。 工場は、QCDの維持・向上と同時に、社会的な要請であるコンプライアンス・安全への忠実な順守を求められます。生産性や効率の追求など、工場の部分最適の姿を追い求めた結果、ひとたび品質不正などのコンプライアンス問題や、労働災害など安全の問題を発生させてしまうと、顧客を失うばかりか、企業が社会から厳しく指弾され、存続の危機に立たされることになります。工場でマネジメントの任に当たる人は、自職場がコンプライアンスや安全を確実に守れるように組織を運営すると同時に、組織が正しい状態か否かを常に把握することが求められます。 |
【お申し込み注意事項】
- このセミナーは、ZoomによるリアルタイムWeb配信にてご提供します。
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