2011年のレーザーMFP(複合機)の国内出荷台数は64万4000台(前年比0.8%増)で、前年並みを維持したことが、IDC Japanの調査で分かった。東日本大震災やタイの洪水の影響が懸念されたが、企業におけるリプレース需要が堅調だった。リーマン・ショック後の2009年に出荷台数が急減し60万台を下回ったが、リーマン・ショック前の水準に戻りつつある。複合機全体のうちカラー機が占める割合は64.5%だ。この5年で13.4ポイント増加した。

カラー/モノクロレーザー複合機の出荷台数推移