STAP細胞の出現に、日本は騒然となっております。早稲田大学出身、東京女子医科大学を経て、米国Harvard大学でポスドク、日本では神戸市の理化学研究所発生・再生科学総合研究センター センター長戦略プログラム 細胞リプログラミング研究ユニットリーダー の小保方 晴子さんがとその発見者であります。従来の女性研究者像を裏切る“アイドル系”であったことから、今朝のモーニングショウでは大人気でした。現在は理研に属していますから理研の成果と大宣伝していますが、STAP細胞樹立の手法特許は、論文の共著者にもなっている米Harvard大学、東京女子医科大学、理化学研究所の3者が共同出願しています。少し理研が功をあせったのか?こうしたことはきちっと発表すべきである、お互いの貢献をきちっと尊重することが科学研究にとっては不可欠であると私は思っています。iPS細胞の発見で京大に先んじられ臍を噛んだ反動かもしれませんが、理研の姿勢は見苦しい。もっと正々堂々とメディアに伝えていただきたい。

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