画面1●ANA国内線に「iPhone 5」などで搭乗する時の画面。2次元バーコードを搭乗口でかざす
画面1●ANA国内線に「iPhone 5」などで搭乗する時の画面。2次元バーコードを搭乗口でかざす
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画面2●遅延発生時は「運行状況」欄に表示
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 全日本空輸(ANA)は2012年10月1日から、「iPhone 5」(関連記事)など米アップルのOSの最新版「iOS 6」(関連記事)を搭載した端末のアプリケーション「Passbook(パスブック)」を使い、チケットレスで国内線に搭乗できるサービスを始める。今後、国際線でも対応予定。ANAが9月20日に発表した。

 10月1日以降、ANAの既存のチケットレスサービス「SKiP(スキップ)」と同様のサービスをPassbookで利用できる。具体的には、インターネットなどでANA国内線航空券を購入し、座席を指定した後にPassbookに登録すると、iPhoneなどの画面上にQRコード(2次元バーコード)が表示される(画面1)。これを保安検査場と搭乗口の読み取り機にかざすだけで、飛行機に搭乗できる。従来のSKiPサービスと同じく、カウンターでのチェックインや紙の搭乗券発行などは不要である。

 欠航や、搭乗予定便の出発時刻変更があった場合は、最新の運行情報がPassbook経由で通知される(画面2)。iPhone 5のほか、iOS 6以降をインストールしたiPhone/iPod touch端末で利用できる(iPadでは利用できない)。

[ANAの発表資料]