大阪大学生命機能研究科の佐藤優子特任研究員、木村宏准教授を中心とする共同研究グループは、アセチル化修飾を受けたヒストンH3たんぱく質を特異的に認識する抗体を基に作製した蛍光プローブをモデル生物(ショウジョウバエとゼブラフィッシュ)の初期発生過程に導入することにより、ヒストンH3のアセチル化修飾の変動を世界で初めて観察することに成功した。Nature Publishing Group(NPG)のオンラインジャーナルであるScientific Reports誌で2013年8月14日に成果を発表した。木村准教授らは、この蛍光プローブをMintbody(modification specific intracellular antibody)と名付けた。

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