核酸医薬の創薬可能性を広げる、モダリティの多様化が進展してきた
核酸医薬の研究開発が、世界的に本格化してきた。低分子薬の創薬研究で培った人材やノウハウを活用できることから、国内の製薬企業はどこも、核酸医薬への投資を本格化させている。現状では、臨床入りしている日本発の核酸医薬は限られているものの、数年後には大幅に増加する見通しだ。
さらに核酸医薬のモダリティの多様化も進んでいる。製薬企業やベンチャーを中心に、研究開発が活発化しているアンチセンスやsiRNAについて、既存の特許に抵触しない新たなモダリティを開発する動きが出ている。また、アカデミアでは、内在性の蛋白質を使って、RNA編集やゲノム編集を誘導する研究開発も進んでいる。配列設計技術を筆頭として、核酸医薬の創薬基盤技術が、新たなモダリティの創薬にも活用できる可能性が高い。
核酸医薬のモダリティの多様化は、今後の核酸医薬の創薬の可能性を広げることにつながる。それは将来、核酸医薬の対象疾患を押し広げることにもなるだろう。セミナーでは、核酸医薬の創薬研究に従事する製薬・バイオ業界の関係者や、モダリティの多様化につながる基礎研究を手掛ける大学・研究機関の専門家を集め、核酸医薬の可能性について参加者とともにディスカッションできれば幸いだ。
ぜひ、この機会をご活用いただきたく、皆様のご参加をお待ちしています。
開催概要
セミナー名 | 日経バイオテク プロフェッショナルセミナー 多様化する核酸医薬のモダリティ |
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日時 | 2019年 11月 21日(木) 13:00~17:30 (開場12:30) |
会場 | 東京・日本橋 AP 日本橋 ・東京メトロ銀座線「日本橋駅」B1出口より徒歩2分 ・JR「東京駅」八重洲中央口より徒歩5分 |
受講料 |
38,000円(税込み)
32,000円(税込み) |
定員 | 80名 ※最少開催人数(16名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。 |
主催 | 日経バイオテク |
プログラム
13:00~13:05 |
開会挨拶
日経バイオテク 編集長
坂田 亮太郎 |
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13:05~13:40 |
修飾核酸を活用した核酸医薬の可能性
ルクサナバイオテク 代表取締役社長
佐藤 秀昭 氏 |
13:40~14:15 |
核酸医薬の創薬展開 ~ENAアンチセンスとMED-siRNA~
第一三共 バイオロジクス本部 モダリティ研究所 主席
小泉 誠 氏 |
14:15~14:50 |
RNA編集技術と創薬応用の可能性
福岡大学 理学部化学科 准教授
福田 将虎 氏 |
14:50~15:00 | 休 憩 |
15:00~15:35 |
RNA編集を誘導する新規ツールの研究開発
北陸先端科学技術大学院大学 生命機能工学領域 教授
塚原 俊文 氏 |
15:35~16:10 |
核酸医薬の可能性を広げる新規ゲノム編集技術
産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 上級主任研究員
間世田 英明 氏 |
16:10~16:25 | 休 憩 |
16:25~17:30 |
パネルディスカッション
パネリスト :各講演者の皆様 |
【お申し込み注意事項】
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