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デジタル化を担う人材3000人に対し、主要IT企業22社に関するイメージを尋ねた。その結果を報告する。今回は「経営者にカリスマ性がある」企業を挙げてもらった。

 デジタルの仕事を担う3000人を対象に実施した調査で、主要IT企業22社に対するイメージを調べた(調査概要は本文末尾)。今回は経営者のカリスマ性を取り上げる。

 デジタル人材が最も「経営者にカリスマ性がある」として挙げたのは、1348票を得たソフトバンクだ。無回答を除く回答者2368人の約57%が同社に票を投じた。

 ソフトバンクグループを率いる孫正義会長兼社長は1981年の創業からパソコンの時代、ネットの時代、モバイルの時代、そしてAI(人工知能)・IoT(インターネット・オブ・シングズ)の時代へと事業の柱を刷新しつつ、一貫して経営の最前線に立ち続けてきた。カリスマと評価されるのは順当だろう。

 2番目に多かったのは前沢友作社長が創業したZOZO(1161票)、3番目に多かったのは三木谷浩史会長兼社長が創業した楽天(1083票)だった。前沢氏と三木谷氏も存在感のあるトップだ。上位3社が4位以降を700票以上引き離していた。

「経営者にカリスマ性がある」と思う企業(1~10位)
n=2368、複数回答
順位会社名票数
1ソフトバンク1,348
2ZOZO(旧スタートトゥデイ)1,161
3楽 天1,083
4メルカリ333
5ヤフー224
6ソニー181
7LINE157
8キヤノン112
9パナソニック103
10Preferred Networks(プリファードネットワークス)87