日経アーキテクチュア
2024年4月25日号
本誌のデジタル版(HTML)
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日経アーキテクチュア 2024年4月11日号
建築費高騰や人手不足など建築を取り巻く環境は厳しくなるばかり。その中、建築士事務所にとって報酬算出の目安となる業務報酬基準が、2024年1月に「告示8号」へ改正された。果たして報酬を増やすきっかけとなるか。日経アーキテクチュアは建築実務者にアンケートを実施し、建築界への影響や今後の課題を探った。
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日経アーキテクチュア 2024年3月28日号
2024年能登半島地震では3月12日時点で、住宅の被害棟数が11万棟を超えた。さらに、液状化による宅地被害は1万5000カ所を超えると国土交通省は推計する。日経アーキテクチュア取材班は、揺れによる建物被害と、液状化による宅地被害に注目して被災地を取材した。併せて、新耐震基準のグレーゾーンと呼ばれる…
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日経アーキテクチュア 2024年3月14日号
2024年4月以降、建設業に時間外労働の上限規制が適用される。建設会社は数年前から対策を講じてきたが、規制をクリアするめどが立っていない企業も多く、混乱は避けられそうもない。高騰する建築費をさらに押し上げかねない「2024年問題」に、発注者も戦々恐々としている。ゼネコンや専門工事会社は働き方改革に…
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日経アーキテクチュア 2024年2月22日号
改正建築基準法や改正建築物省エネ法の全面施行、いわゆる「脱炭素大改正」が約1年後に迫る。世界的な脱炭素の流れから、建築物の省エネ基準適合義務化は当然。省エネ基準を審査するのに構造を審査しないのは、消費者の理解が得られない。従って4号特例も見直す──。理屈は分かる。では実務の何が変わるのか。具体的に…
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日経アーキテクチュア 2024年2月8日号
新たな1年の訪れを祝う列島を震撼させた、マグニチュード7.6の能登半島地震。石川県の志賀町や輪島市で最大震度7を観測し、県内の死者は230人を超えた。日本海側で最大級とも評される地震によって、古い家屋は軒並み倒壊し、津波や大規模火災が奥能登を蹂躙した。なぜ被害は拡大したのか。そのメカニズムに迫りつ…
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日経アーキテクチュア 2024年1月25日号
大阪・関西万博開催まで残りわずか1年程度。工期遅れなどが懸念される中、急ピッチで工事が進む。一方、大阪の中心部では約4.5ヘクタールの都市公園を持つ「グラングリーン大阪」をはじめ、インキュベーション施設を併設した高層オフィスなどの建設も相次ぎ、劇的に変化を遂げようとしている。日経アーキテクチュアの…
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日経アーキテクチュア 2024年1月11日号
費やしたのは膨大な時間と人員、最先端の技術とアイデア──。これほど手間をかけた巨大再開発は二度と見られないかもしれない。日本一高い超高層タワーと、アイコニックな低層群から成る麻布台ヒルズ。2020年代最大規模ともいえるこの開発は社会に何をもたらすのか。関係者や識者たちへの取材のほか、独自の緊急アン…
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日経アーキテクチュア 2023年12月28日号
いつの時代も、従来の発想にとらわれずに企業や社会の課題に果敢に挑むイノベーター(変革者)が新たな地平を切り開いてきた。日経アーキテクチュア編集部は、建築界で2023年に活躍した10人のイノベーターを選定。その素顔に迫った。
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日経アーキテクチュア 2023年12月14日号
全国各地で体育館がアリーナへと生まれ変わっている。プロスポーツを開催する大規模施設はもちろん、地域の交流拠点となる小規模施設も例外ではない。アリーナの設計に求められるのは、ただスポーツをする場をつくることではなく、スポーツ以外の機能を拡張させて、いかにビジネスや地域の課題解決につなげるかだ。設計者…
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日経アーキテクチュア 2023年11月23日号
デジタル化や気候変動への対応が急務となる中、建材選びが変わりつつある。そこで本特集では、多様なニーズに応えて進化する建材検索サイトのほか、新発想かつグリーンな建材など、最新のトレンドを追いかけた。後半では、日経アーキテクチュアや日経クロステック読者など1級建築士2792人が選んだ「採用したい建材・…
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日経アーキテクチュア 2023年11月9日号
大手ゼネコンの建設現場で重大なトラブルが相次いでいる。鉄骨の精度不良の隠蔽、ずさんな工程管理がもたらした工期延長、資材落下による工事中の死亡事故──。かつて世界がうらやむ品質を誇った日本の建設会社に、何が起こっているのか。取材を進めると、技術力の低下や工期順守のプレッシャーに苦しむ現場の姿が浮かび…
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日経アーキテクチュア 2023年10月26日号
高まる木材利用の機運。もちろん学校建築も例外ではない。マスティンバーが林立する森のような空間や、住宅用製材で構成した親しみやすい空間など、木を使う学校建築の表現手法は日進月歩で進化している。それを後押しするように、国は木を使った学校建築への補助を割り増し、法制度を見直している。“木の学校建築時代”…
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日経アーキテクチュア 2023年10月12日号
観光需要が復活し、新型コロナウイルス禍前の水準まで到達する勢いだ。自然あふれる山間で有名建築家がホテル設計を手掛ける一方で、都心に外資系ブランドが上陸するなど、ホテル市場も活況を呈している。「デスティネーション」や「サステナビリティー」など新たな旅行スタイルを受け止める、自由な発想を持った設計が最…
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日経アーキテクチュア 2023年9月28日号
豪雨や台風による住宅の浸水被害が相次ぐ中、被災者の負担を減らすために、いかにして安く、素早く復旧を果たすかが課題になっている。被害を最小限に抑えられるように住宅を設計するだけでなく、被災した場合に備えて応急処置や復旧工事をやりやすいようにしておく工夫が求められる。応急処置を効率化するための研究や、…
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日経アーキテクチュア 2023年9月14日号
ここ数年、建築設計事務所では好決算が続いているが、悠長に構えてはいられない。人材難の影が忍び寄っているからだ。日経アーキテクチュア恒例の経営動向調査で「人材」に関するアンケートを実施したところ、設計事務所の9割が人材不足を感じていることが分かった。建設需要が堅調でも、人材不足では泣く泣く受注を諦め…
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日経アーキテクチュア 2023年8月24日号
画像生成AIが急速に広まり、デザインを取り巻く環境が大きく変わりつつある。設計者だけでなく発注者もデジタルツールを使いこなし、コミュニケーションの多くを最新技術に頼る時代が迫る。本特集では生成AIやVR/AR、3次元モデリング、環境シミュレーションなどをいち早く取り入れてきた著名な設計事務所や企業…
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日経アーキテクチュア 2023年8月10日号
日経アーキテクチュアが5年ごとに実施している1級建築士の労働実態調査。2023年6月に実施した最新の調査では、平均年収は745万円だった。18年の前回調査に比べて65万円の上昇だ。ただし、収入増を実感できていない実務者も少なくない。調査結果を分析すると、不満の正体が見えてきた。
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日経アーキテクチュア 2023年7月27日号
最高裁は2023年7月11日、性同一性障害の国家公務員に対する女性トイレの使用制限を違法とする判決を下した。23年6月にはLGBT理解増進法が成立。性的マイノリティーを巡る社会の認識は大きく変わろうとしている。建築分野でも新たなトイレの提案が相次ぐ一方で、批判を受けてSNSで炎上する例も。トイレの…
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日経アーキテクチュア 2023年7月13日号
「公共建築物等木材利用促進法」の施行から10年余り。対象は民間建築物にも拡大され、各地で木を使った建築が次々と立ち上がってきた。脱炭素社会の構築に向け、中大規模建築の木造・木質化はさらに進む見通しだが、鉄やコンクリートに並ぶ「100年木造」は果たして実現可能なのか。木の有名建築の“その後”に学び、…
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日経アーキテクチュア 2023年6月22日号
ChatGPTのような対話型AI(人工知能)や、Midjourney(ミッドジャーニー)、Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)のような画像生成AIが建築界でも使われ始めている。生成AIは「仕事を奪う敵」かそれとも「建築の可能性を広げるパートナー」か。建築実務における生成A…