三菱商事はグループ会社を含めたIT基盤を米マイクロソフトのパブリッククラウドサービス「Microsoft Azure」に移行する。日本マイクロソフトが2019年4月17日に発表した。2022年3月期中の移行完了を目指す。

 三菱商事は2018年10月から、現在オンプレミスで運用している同社やグループ会社のシステムを、段階的にMicrosoft Azureへ移行している。「クラウドに知見のある日本マイクロソフトと組むことになった」(三菱商事広報)。

 同社はMicrosoft Azureに移行することでシステム運用に関わるコストを4割削減するほか、災害対策機能を強化する予定という。