セミナー紹介

経済産業省のDXガイドライン等を踏まえ、
2025年の崖を乗り越えるIT専門部署の現場力を底上げする!!

 DX(デジタル化による経営改革)のトレンドは強まるばかりです。一般企業もIT会社も同じです。ところが、IT・DXサービスの提供側であるIT会社とシステム部やDX推進部門では慢性的な人手不足に陥っています。RPA・AI・ロボットなどの活用を推進したい業務部門も同様です。
 このような状況においては、ITとDXを推進する担当者の仕事の生産性と品質向上は待ったなしと言えるでしょう。また、昨今の情報システムトラブルを見ると、ITやデジタル技術だけではなく、人為的なミスや情報伝達不足が原因だと指摘されており、“ITとデジタル業務に関するセルフコントロール(自己管理)を含めたIT・DXマネジメント能力”の強化が急務です。
 また、アジャイル開発を理解しPMを支え、システム運用業務の見える化や改善など仕事で結果を出せる人材を、会社や組織の中だけで育成することはかなり困難です。日常の課題に追われがちな職場環境では、学ぶことなど後回しにされかねないからです。
 この講座はIT・DXマネジメントの中核的な技能として、効果的な4つの「勝負場面」を取り上げ、グローバルスタンダードと実務の知見(フレームワーク、テンプレートなど)を学ぶだけでなく、チーム演習によって理解を深め実践力とコミュニケーション力、自主性を修得するトレーニングコースです。
 志を同じくする異業種(業界が違う会社)の人との意見交換や、現実のプロジェクトや職場を再現したチーム演習で確実にマネジメント力を身に付けることができます。毎回定員を上回る多数のお申し込みをいただいております。どうぞお早めにお申し込み下さい。

◆複数人割引価格を設けております。詳しくは 開催概要 をご確認ください。


開催概要

セミナー名 システム部門とIT会社の若手・新人からリーダー・主任まで
現場を支える若手のための実践トレーニング【第27期】
日時 2020年 2月 25日(火)、3月 17日(火)10:00~17:00 (開場9:30)
会場 東京・神谷町
日経BP(日経虎ノ門別館)5階
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅より徒歩5分、
東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅より徒歩7分
受講料

98,000円(税込み)
【全2回コース】
(各日ともに、昼食・お飲みもの付き)

<複数人割引価格> 2人目から 88,000円(税込み)
2名様以上で本セミナーに申し込まれる場合は、お得な複数人割引をご利用ください。
最初に申し込みをされた方の受講番号が「親受講番号」になります。
2人目以降の方は、申し込みフォームの親受講番号欄に、最初に申し込みをされた方の受講番号を記入してください。複数人割引価格が適用されます。

※最初に申し込まれる方の受講料金は複数人割引の対象外になります。
※親受講番号を誤入力された場合は割引の対象外になります。ご注意ください。

受講対象 ユーザー企業のIT部門やIT推進部門の若手・新人からリーダー・主任までの方、デジタル化推進部門、経営・情報企画部門、事務管理部門、研究開発部門、業務部門の方でIT部門と仕事をしているか今後予定のある方、情報システム子会社やIT会社にお勤めの方。
ITSSでは、レベル1と2(補助者が必要)、3(独力でできる)を対象とし、レベル4(下位者を指導できる)を到達目標とします。
定員 48名
※最少開催人数(20名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
備考

【受講特典】

  • 参考書籍2点
    「図解ドラッカー入門」森岡謙仁著(KADOKAWA)
    「教えてドラッカー、働く私はITでどこまで伸びるの?」森岡謙仁著(日経BP)
     ※書籍2点は、当日、会場でお渡しします
  • 本講座で使用するテンプレートの一部をデジタルデータで提供
    座学と演習で使用したテンプレートデータの一部をデジタルデータで提供。本講座で学んだことがすぐに実務で活用できます。
  • 講座期間中の講師へのメール等による個別相談が可能
    講座中に理解しきれなかった部分も、メール等による個別相談をいただければ、講師が後日フォローいたします。
主催 日経クロステック 日経コンピュータ

講師紹介

森岡 謙仁
経営・ものづくり・ITアドバイザー/アーステミア 代表取締役社長

森岡 謙仁<span class="fontSizeS">氏</span>

精密機械メーカーの品質管理部門、独立系コンピューターディーラーの取締役などを経て、1992年より現職。企業経営実務と情報システムの両面に明るく、経営管理手法と情報システム技術を一体とした経営革新、情報システム部門の変革、マーケティング・営業革新、システム投資計画策定、業務改革プロジェクトおよびプログラムマネジメント、新商品開発、新事業開発など、上場企業から中堅企業を対象とした助言・指導および教育で多くの実績をもつ。 また、現役のCIOとCDOを支えるとともに全社IT組織および全社ITガバナンスの構築と改善、DX推進のための助言・指導、情報システム部門やシステム子会社、IT会社の若手人材や中堅社員、経営管理者の育成にも活躍中。
主な著書・連載に「図解ドラッカー入門」(KADOKAWA)、「ドラッカーの実践!! MOT(技術経営)リーダーのマネジメントスキルアップとテンプレート集」(編著監修、新技術開発センター)、「教えてドラッカー 働く私はITでどこまで伸びるの?」、「CIOへの道」ITpro(現 日経クロステック)連載(日経BP)などがある。

これまで、CIO養成講座(2003年~2008年 日経ビジネススクール、2009年以降 日経BP)など多数の講座を持ち、500社以上の情報システム部門のリーダーに、CIO・CDOの基本と実務ノウハウを提供してきた実績を持つ。

プログラム

 【1日目 開発/プロジェクト編】

<目指す人材>
PMを支えプロジェクト(RPA・AI・ロボット活用、アジャイル開発含む)の成功に貢献する人材になる。

プロジェクトは、PMだけに任せておいても成功しません。PMの強みを発揮させてプロジェクトを成功させるには、メンバー一人ひとりがリスクマネジメントの意識を持ち、的確な仕事をしなければなりません。そのためには、メンバーの誰かが模範を示し、率先して行動する必要があります。
1日目は、各種プロジェクトに共通するWBSを活用したスケジューリング、進捗会議という勝負場面の意味を知り、理論的な裏づけを学ぶと共に、チーム演習で実際の行動をトレーニングすることで、無理なくノウハウを修得できるように構成しています。


「開発/プロジェクト編」で修得を目指すもの

(受講者の個人差等があるため、修得を保証するものではございません)

■DX(デジタルトランスフォーメーション)の意味を理解できる。
■RPA・AI・ロボット等DXプロジェクトの特徴を理解できる。
■アジャイル開発の特徴を理解できる。
■PMBOKやISO9001の要点を理解できる。
■リスクを未然に防ぐ報告ができる。
■リスクマネジメントのポイントを実務で活用できる。
■WBSを洗い出しその優先順位をつけることができる。
■WBSを使いスケジュール表を作成できる。
■抜け漏れの無いリスケ(再日程計画)ができる。
■プロジェクトの進捗会議の進め方を理解できる。
■進捗報告書を作成できる。
■口頭で的確な進捗報告ができる。
■PMと相談してトラブルを未然に防ぐことができる。
■PMの意図を理解して他のメンバーの模範になれる。

コースガイダンス
10:00~10:10 ・DX時代におけるIT部門の役割変化と担当者に求められるマネジメントスキル
基礎編
10:10~11:00 1.DXとグローバルスタンダード
・経済産業省DXガイドライン
・PMBOK
・品質マネジメント(ISO9001)

2.プロジェクト(アジャイル開発含む)のリスクマネジメント
・RPA・AI・ロボット等デジタルプロジェクトの成功とリスク
・ITと人に関するリスクとは
・リスクチェックシート
・未然防止
[休憩10分]
11:10~12:00 3.仕事を計画する(フレームワークとテンプレート)
・WBSとは
・優先順位の付け方
・スケジューリングの仕方

4.プロジェクトの進捗会議(進捗報告書、進捗報告の仕方など)
・進捗会議の目的・進め方と準備
・進捗報告の仕方(テンプレート)
・PMとの対話
[お昼休憩 12:00~12:50]
実践編
12:50~13:00 チーム演習ガイダンス
13:00~14:40 チーム演習
シーン1:仕事を計画する
・WBSを洗い出しスケジュール表を作成する
・意見交換と解説
[休憩10分]
14:50~16:20 シーン2:プロジェクトの進捗会議
・進捗とリスクの報告を行う
・意見交換と解説
[休憩10分]
重要事項のまとめ
16:30~17:00 ・本日の研修で学んだこと
・実務での勘所

 【2日目 運用/業務改善編】

<目指す人材>
システム課長(現場リーダー)を支え、組織能力の強化に貢献する人材になる。

情報システムの運用・保守管理は、個別の担当者に任せておいても成功しません。“あの人しか知らない”と、業務が属人化すればするほどIT部門の信頼性と組織能力は低下する一方です。メンバー一人ひとりが仕事の品質を高め信頼性の高い情報システムを維持するという意識を持ち、的確に仕事をする必要があります。
2日目は、情報システムの運用・保守管理の勝負場面の意味を知り、理論的な裏づけを学ぶと共にチーム演習で実際の行動をトレーニングすることで、無理なく修得できるように構成しています。


「運用/業務改善編」で修得を目指すもの

(受講者の個人差等があるため、修得を保証するものではございません)

■COBIT、ITIL、品質マネジメントシステム、CMMIなどの要点を理解できる。
■IT部門の日常業務におけるITマネジメントを実務で活用できる。
■日常業務(運用/業務改善)の業務記録を作成できる。
■日常業務における品質マネジメントのポイントを活用できる。
■運用/業務定例会議の進め方を理解できる。
■運用業務のリスク防止と品質改善を提案できる。
■変更要求を確実に把握し変更管理表を作成できる。
■変更管理に必要なコミュニケーションのポイントを修得できる。
■的確に変更管理の報告ができる。
■上司と相談して日常業務のITトラブルを未然に防ぐことができる。
■上司の意図を理解し他のメンバーの模範になれる。
■テンプレートを活用した仕事の見える化ができる。
■自分の仕事を見える化した上で、改善課題を上司に相談できる。

コースガイダンス
10:00~10:10 ・「開発/プロジェクト編」のおさらいと、「運用/業務改善編」のポイント
基礎編
10:10~11:00 1.DXとグローバルスタンダード
・経済産業省DXガイドライン
・COBIT
・ITIL
・CMMIなど
[休憩10分]
11:10~12:00 2.DXを推進するIT部門の日常業務の役割
・情報システムの改善
・情報システムの運用保守

3.組織能力の向上(フレームワークとテンプレート)
・ITの内部統制
・品質管理と品質保証
・コミュニケーション
・作業記録
・変更管理
・報告と相談

4.運用業務の見える化と改善課題の発見
[お昼休憩 12:00~12:50]
実践編
12:50~13:00 チーム演習ガイダンス
13:00~14:40 チーム演習
シーン3:日常業務の品質改善
・業務記録とシステム運用の改善
・報告と相談
・意見交換と解説
[休憩10分]
14:50~16:20 シーン4:システム変更とコミュニケーション
・変更管理とシステム変更の検討会議
・コミュニケーション
・意見交換と解説
[休憩10分]
重要事項のまとめ
16:30~17:00 ・本日の研修で学んだこと
・実務での勘所
※プログラム内容・講師は予告なく変更になることがあります。予めご了承ください。


【お申し込み注意事項】

  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
  • ※お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。申し込んだ方の都合が悪くなった場合は、代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
  • ※受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、受講証・請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。クレジットカード払いの場合、受講証・請求書の郵送はありません。お支払い手続きにて決済が完了した後、以下「MyPageメニュー」にお申し込み内容と受講証が表示されます。セミナー当日、ご自身で印刷した受講証をご持参いただくか、携帯端末などにMyPageから受講証を表示いただくようお願いいたします。
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