LIXILグループ瀬戸欣哉社長の経営教室「反骨のリーダー」。今回は事業の改革がテーマ。停滞に直面した事業をどう活性化させ、短期的な利益を求める投資家とはどう向き合うべきか。社長就任後の2年間で実施してきた取り組みを事例に、「瀬戸流」の改革セオリーを解説する。

=本文敬称略

<span class="fontBold">国内サッシ事業をテコ入れするため、「LIXIL」ブランドに統一する従来の方針を転換し、旧トステムが使用してきた「TOSTEM(トステム)」ブランドを復活させた</span>(写真=北山 宏一)
国内サッシ事業をテコ入れするため、「LIXIL」ブランドに統一する従来の方針を転換し、旧トステムが使用してきた「TOSTEM(トステム)」ブランドを復活させた(写真=北山 宏一)

停滞に直面した事業を再び活性化させるには、何をしたらよいでしょうか。

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