セミナー紹介

 現在、多くの企業でデザイン思考を活用した様々なプロジェクトが立ち上がっています。デザイン思考を使うことで、自社の課題を明らかにし、それを解決する新たなビジネスやサービスを創り出そうとする取り組みです。そしてデザイン思考をシステム開発の上流工程に取り入れることで、これまでになかった価値あるシステムを開発できます。

 一方で、デザイン思考を活用したプロジェクトを立ち上げるためには、プロジェクトの位置づけ、社内での説明、メンバーのアサインメントなど、従来の「要求仕様」が明確になっているプロジェクトとは違う考え方、進め方が求められます。

 本セミナーでは、デザイン思考を丸一日かけて学んでいただきます。実際にデザイン思考を体感するセッションをふんだんに盛り込み、企画書の作成までを行うことで、実践的な知識や考え方が身につきます。

 セミナーではまず、「ストーリーテリング&ダイアローグ」を通じて、デザイン思考とは何かの基礎を学び、自分にとってデザイン思考はどんな意味があるのか、仕事にどのように活用できるのかを考えます。続く「体感&ダイアローグ」で、デザイン思考を体験的に学びます。そして最後に、実際にプロジェクトをどのように立ち上げるのかを考え、その企画書を作成します。

 デザイン思考を実践して社内変革につなげたい方、会社の方針でデザイン思考プロジェクトを立ち上げなくてはならない方、ぜひ本研修をきっかけに、デザイン思考プロジェクトを立ち上げましょう。

開催概要

セミナー名 上流工程が変わる!
ITエンジニアのためのデザイン思考実践講座
日時 2018年 11月 21日(水)10:00~17:30 (開場9:30)
会場 東京・永田町
JA共済ビル カンファレンスホール
東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線 「永田町駅」 4番出口 徒歩2分
受講料

39,800円(税込み)

受講対象 ・デザイン思考の基礎を学びたい方
・デザイン思考の進め方を体験したい方
・デザイン思考を実践して社内変革につなげたい方
・会社の方針でデザイン思考プロジェクトを立ち上げなくてはならない方
定員 90名
※最少開催人数(40名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経BP社 日経ITエンジニアスクール 日経SYSTEMS

講師紹介

三谷 慶一郎
NTTデータ経営研究所
研究理事 デジタルビジネスデザインセンター長

三谷 慶一郎 <span class="fontSizeS">氏</span>

企業や行政機関における情報戦略立案やシステム企画に関連するプロジェクトを実施。近年はデジタルビジネスに関連した調査やデザイン思考を活用したコンサルティングを推進している。情報社会学会理事、経営情報学会理事、日本システム監査人協会副会長。共著書に「トップ企業が明かすデジタル時代の経営戦略」(日経BP社)、「攻めのIT戦略」(NTT出版)がある。
植田 順
NTTデータ経営研究所
デジタルビジネスデザインセンター シニアマネージャー

植田 順 <span class="fontSizeS">氏</span>

製造業の情報システム部門からコンサルタントに転じる。ダイアローグ(対話)を基にしたワークショップによる、企業のミッションやビジョン、営業戦略、情報システム戦略の策定に従事してきた。その後、企業向けの新規ビジネス、サービス創出のコンサルティングを2011年に開始した。2013年12月から現職。

プログラム

10:00~11:30

1. デザイン思考を理解する(ストーリーテリング&ダイアローグ)

  • 1-1 ストーリーテリング
    ITエンジニアのためのデザイン思考の基本を学ぶ
  • 1-2 ダイアローグ
    デザイン思考にはどんな意味があるのか、仕事にどのように活用できるのかを考える
テーマ あなたの企業にデザイン思考はどのような影響をあたえるのか
11:30~12:30 【 昼 食 】
12:30~15:30

2. デザイン思考を体感する(体感&ダイアローグ)

  • 2-1 体感
    クラッシュワークショップ(デザイン思考を体験する)
    [インタビュー ~ 掘り下げ ~ アイデア出し・共有・修正 ~ プロトタイプ作成]
  • 2-2 ダイアローグ
    体感セッションを踏まえて、デザイン思考プロジェクトをどのように立ち上げればよいのかについて考える
テーマ デザイン思考プロジェクトをどのように立ち上げるのか
クラッシュワークショップの所感 / どんなプロジェクトを立ち上げたいか / プロジェクトを立ち上げるための問題
15:30~17:30

3. デザイン思考プロジェクトを立ち上げる

  • 3-1 デザイン思考プロジェクト立ち上げのポイント
  • 3-2 企画書を作る
    受講者同士でグループを作り、デザイン思考プロジェクトの企画書を作る
    [意義づけ ~ スコーピング ~ コミュニケーションデザイン ~ アクションプラン]
※プログラム内容・講師は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。

【お申し込み注意事項】

  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
  • ※お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。申し込んだ方の都合が悪くなった場合は、代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
  • ※受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、受講証・請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。クレジットカード払いの場合、受講証・請求書の郵送はありません。お支払い手続きにて決済が完了した後、以下「MyPageメニュー」にお申し込み内容と受講証が表示されます。セミナー当日、ご自身で印刷した受講証をご持参いただくか、携帯端末などにMyPageから受講証を表示いただくようお願いいたします。
    <MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/
  • ※講師企業と競合すると考えられる製品やサービスなどをご提供される会社の方は、主催者の判断に基づき受講をお断りさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
  • ※会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。また、お子さま連れでのご参加はご遠慮ください。
  • ※講師の急病、天災その他の不可抗力、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。