セミナー紹介

 システム開発プロジェクトを成功に導くには、IT現場での変化や問題をつぶさに把握して適切なアクションを取ることが重要です。しかし、見えにくいプロジェクトの変化を把握するには、見える化の進化形である「測る化」を導入し、数値で定量化する必要があります。

 そこで本セミナーでは、システム開発プロジェクトに携わるプロジェクトマネジャー(PM)やリーダーをはじめ、PMO(Project Management Office)、品質保証部門、生産技術部門の方々にとって不可欠な、定量化技術を広く深く学べる内容をご用意しました。具体的にはプロジェクトの主要要素であるQ(品質)、C(コスト)、D(納期)、S(スコープ)の測る化について、変化に強い計画作りから、実行時に問題を早期発見できるテクニックまで、豊富な事例や演習を交えて解説します。

 さらに生産性や品質を高めるさまざまなメトリクスについても紹介します。画面・帳票やステップ数、ファンクションポイント(FP)のほか、パッケージ開発や保守開発で生産性や品質を適切に測る方法や、メンバーの意識向上や足並みをそろえるメトリクスについても紹介します。

 プロジェクトの定量化、つまり「測る化」について、これまでどこにもなかった内容をカバーしています。「測れないものはマネジメントできない」というトム・デマルコ氏の有名な言葉が示すように、PM、リーダーの方には必須のスキルと言えるでしょう。プロジェクトの失敗を繰り返さないために、ぜひこの機会に測る化スキルを身に付けてください。皆様のご参加をお待ちしております。

開催概要

セミナー名 変化に強い計画・問題発見の技術
ITプロジェクトの測る化
日時 2020年 2月 6日(木)10:00~17:30 (開場9:30)
会場 東京・御茶ノ水
ソラシティカンファレンスセンター
JR「御茶ノ水」駅 徒歩1分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅 徒歩4分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 直結
受講料

43,800円(税込み)

定員 90名
※最少開催人数(40名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
備考

<受講特典>
●書籍
変化に強い計画・問題発見の技術 プロジェクトの測る化」
藤貫美佐 著、定価2,500円+税
をもれなく進呈いたします。
(当日会場にてお渡しいたします)

主催 日経クロステック 日経コンピュータ

講師紹介

藤貫 美佐
NTTデータシステム技術 上級プロフェッショナル
日本ファンクションポイントユーザ会 会長

藤貫 美佐 <span class="fontSizeS">氏</span>

システム開発・管理手法の標準化をはじめ、品質や生産性などの計測尺度の標準化に従事。一方で、これまでに300超のプロジェクトに対し見積もり支援を実施し、その経験を基に見積もり関連のソリューションを開発。2015年に日本ファンクションポイントユーザ会の会長に就任し、業界におけるソフトウエアの定量化手法の普及展開に努めている。

プログラム

10:00~10:50  第1部 プロジェクトの測る化 

 1-1 プロジェクトの測る化とは何か
 1-2 「測る化」の全体像
11:00~12:00  第2部 起点となるS(スコープ)の測る化 

 2-1 プロジェクト成功の鍵を握るスコープ
 2-2 「何を作るか(What)」の測る化
 2-3 「どのように作るか(How)」の測る化

演習1 スコープを測ってみよう

12:00~13:00 【昼 食】お弁当をご用意します。
13:00~14:45  第3部 プロジェクト計画時のQCDの測る化 

 3-1 成果物とプロセスを対象とする品質の測る化
 3-2 六つの要素から成るコストの測る化
 3-3 進捗の精度を上げる納期の測る化

演習2 コストを測ってみよう

14:55~16:25  第4部 プロジェクト実行時のQCD+Sの定量的管理 

 4-1 品質不良を早期発見・リカバリーする技術
 4-2 コスト超過を早期発見・リカバリーする技術
 4-3 進捗遅れを早期発見・リカバリーする技術

演習3 あなたは問題を早期発見できる?

16:35~17:30  第5部 測る化で品質・生産性を向上させる 

 5-1 品質を向上させるポイント
 5-2 生産性を向上させるポイント
※プログラム内容・講師は予告なく変更になることがあります。予めご了承ください。

【お申し込み注意事項】

  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
  • ※お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。申し込んだ方の都合が悪くなった場合は、代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
  • ※受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、受講証・請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。クレジットカード払いの場合、受講証・請求書の郵送はありません。お支払い手続きにて決済が完了した後、以下「MyPageメニュー」にお申し込み内容と受講証が表示されます。セミナー当日、ご自身で印刷した受講証をご持参いただくか、携帯端末などにMyPageから受講証を表示いただくようお願いいたします。
    <MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/
  • ※講師企業と競合すると考えられる製品やサービスなどをご提供される会社の方は、主催者の判断に基づき受講をお断りさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
  • ※会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。また、お子さま連れでのご参加はご遠慮ください。
  • ※講師の急病、天災その他の不可抗力、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。