資料の紹介

 宇宙開発は国営事業から民間事業へと変わり、防衛関連などの既存企業から新規のスタートアップまで参入が広がっている。60年以上にわたり宇宙向け半導体を手掛けてきた米マイクロチップ・テクノロジー(Microchip Technology)は、マイクロコントローラー(MCU)、マイクロプロセッサー(MPU)、FPGA、メモリー、ミックストシグナルSoCなど様々な製品を持つ。いずれも耐放射線特性を最優先した高信頼性製品だ。

 FPGAでは300MHz動作の最大15万ロジックエレメントの製品がある。MCUでは8ビット独自コアのAVRシリーズに加え、耐宇宙線特性を強化するため150nmルールで設計した32ビットのArm Cortex-M3/M7コアの製品などがある。MPUではSPARCプロセッサー、メモリーでは4M SRAMや1M EEPROMなどをそろえる。

 さらにミックストシグナルASICやパワートランジスタ、水晶振動子などを組み合わせた、宇宙用の遠隔計測やソーラーパネル電源などのソリューションも提供する。これらの開発ツールや評価ボード、FPGA開発キットのサポートに加え、デバッガーを含む各種ソフトウエア開発環境も用意している。本資料は、宇宙開発関連事業に携わるエンジニア必見の技術白書である。

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