特集
到来!蓄電池社会
シンギュラリティーは時間の問題
目次
-
電力をためられる社会の衝撃、「省エネは美徳」が終焉へ
プロローグ:近未来像
電力はためられない─。そんな常識が過去のものとなりつつある。EVや定置型の大容量蓄電池が街中にあふれ、再生可能エネルギーの電力をためて使う時代が近づいているからだ。
-
迫る「電力の2019年問題」、絶好調の定置型蓄電池
再生可能エネルギーの大量導入やEVなど、大容量蓄電池の量産を強力に後押しする要因が幾つも出そろってきた。それに伴い蓄電池の価格も大幅に下がりつつある。
-
EVも積もれば仮想発電所、AIやブロックチェーンが活躍
仮想発電所(VPP)の覇権を巡る競争が、国内外で始まっている。VPPサービスを担う事業者となるリソースアグリゲーター(RA)は雨後のタケノコのように出現。
-
どこまで下がる電池の価格、材料コスト1/100の技術登場
第3部:次世代電池技術
蓄電池社会実現の大きなポイントは、蓄電池の導入コストを大きく下げることだ。この点、スマートフォンやEVのような移動体に載せるエネルギー密度重視の蓄電池とは、開発の方向性が違ってくる。