全1191文字
復元した森村橋は、子どもたちの格好の遊び場になっている(写真:大村 拓也)
復元した森村橋は、子どもたちの格好の遊び場になっている(写真:大村 拓也)
[画像のクリックで拡大表示]

 富士山の麓にある静岡県小山町で、老朽化に伴い長らく通行止めとなっていた「森村橋」が復元されました。橋長約40m、幅員4m強の小さな橋は、歩行者専用です。毎日、夕方になると、学校を終えた児童が集まり、格好の遊び場となっています。

 1906年に造られた森村橋は、国の登録有形文化財に指定されています。鋼単純下路式曲弦プラットトラスの珍しい形式を、できるだけ当時のまま復元。腐食が激しかった格点部を除き、建設当時の部材を約60%再利用しました。

 この橋を多くの人に見てもらうために、小山町は次の3つのうち何をしたでしょうか。

  1. 橋をライトアップした
  2. 橋をプランターなどで緑化した
  3. アニメとのタイアップで“聖地化”した