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セミナー紹介

 人口減少が進み、日本の国内市場は大きく縮小する。若年人口は減り、人手不足で既存の仕事を維持するのも難しくなる。その中で、消費者の目は肥えて普通の商品をそろえるだけでは需要を引き出すのは難しくなっている――。
 年商100億円が目前という中堅企業の経営幹部の皆様は、経営に立ちはだかるこうした課題があることはよくご存じだと思います。しかし、それを乗り越えるための適切な解決策が見いだせずに日々悩まれているのではないでしょうか。
 そこで、中堅・中小企業の悩みを解決する組織として、2018年4月から新たに発足した日経BP総研 中堅・中小企業ラボ(旧・中小企業経営研究所)は、2020年以降も成長を続けるために必要な考え方を講師・参加者が一緒に議論し、共に学ぶための勉強会を2019年1月からスタートします。まず「アジア進出」「仕事のデジタル化&生産性向上」「新規事業創出」の3コースを始めます。
 この勉強会で、何が得られ、自社をどのように強化することができるのかをご理解いただくために、成長の新たなヒントに気付いていただける勉強会の概要をご説明するキックオフセミナーを10月12日(金)に東京・秋葉原で開催いたします。
 中堅企業の経営者・幹部の皆様、これからの成長を一緒につくり上げていきましょう。
 キックオフセミナーの基調講演は、産業競争力会議などのメンバーを務めた東洋大学教授・慶應義塾大学名誉教授の竹中平蔵氏。世界経済の大きな流れの中で、中堅企業はどんな視点で経営に臨むべきなのかをたくさんの情報を基に、分かりやすくお話をしていただきます。
 キックオフセミナーの参加費は無料。自社を変えたいと考える中堅企業経営者・幹部の皆様、ふるってのご参加をお待ちしております。

勉強会各コースの概要

2019年1月からスタートする勉強会は全3コース。1セットは月1~2回ずつ、全3回程度で構成します。
(1コースだけでも全コースでも、皆様のニーズに合わせて、受講いただけます)
詳細についてはウェブページにて随時お知らせします。

アジア進出
国内市場が縮小する中、海外市場進出を目指す中堅企業は多いでしょう。ただ、一口に海外といっても、米国、欧州から中国・東南アジアまで様々な進出先があります。その中で相対的に日系企業の優位性があり、人口や市場の伸びも期待できるのがアジアです。

なぜ、日系企業にとってアジアが優位なのか、どうすればその強みを発揮できるのか。化粧品のマンダム、森永製菓で海外担当役員を務め、30年にわたるアジアビジネスの経験が豊富な日経BP総研 中堅・中小企業ラボの客員研究員、山下充洋氏がリアルなアジアビジネスの実際を語ります。これまでの失敗事例の要因分析、パートナー選び・販路開拓などの具体的な事例も取り上げます。
仕事のデジタル化&生産性向上
IT(情報技術)を軸に産業構造全体を変革する、いわゆる「デジタル化」の動きが工業先進国を中心に世界全体で加速しています。この大きなトレンドから、日本の産業基盤を支える多くの中堅企業も逃れることはできません。今、デジタル化に積極的に取り組むことは、「人手不足」や「生産性向上」など、直面している課題を根本的に解決し、産業の新しい時代を有利な形で迎えられる企業を目指すことです。

この勉強会では、国内外の製造業革新の動向を追い続けている日経BP総研 クリーンテックラボ主任研究員の三好敏が、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)の導入や「スマート化」など、いち早くデジタル化への取り組みに着手した中堅・中小企業の事例を、技術や経営など様々な方向から分析。これをベースに産業の新しい時代に向けた実践的な事業革新のアプローチについて議論します。
新規事業創出
従来からの主力製品・サービスを改良し続けるだけでは、様々な商品・サービスがあふれる市場で新たな顧客を獲得することはできません。顧客の抱えるまだ顕在化していない課題を探り当て、従来の市場になかった視点に基づいた製品・サービスを生み出して市場を一気に塗り替える「破壊的イノベーション」の発想が、これからの新規事業には求められています。

これまで日米でいくつもの起業を経験し、スタートアップ・新規事業創出の指導を手掛けるユニコーンファーム社長の田所雅之氏が、これからの新規事業創出に必要な視点について、ワークも交えながら具体的に教えます。

開催概要

セミナー名 縮小市場で、2020年以降も成長を続ける3つの考え方が身に付く
中堅企業 成長戦略勉強会キックオフセミナー
日時 2018年10月12日(金)9:30~13:00(開場予定9:00)
会場 東京・秋葉原
秋葉原コンベンションホール
(東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル2F)
・JR 秋葉原駅より徒歩1分
・東京メトロ銀座線 末広町駅より徒歩3分
・東京メトロ日比谷線 秋葉原駅より徒歩4分
・つくばエクスプレス 秋葉原駅より徒歩3分
受講料

無料
(事前登録制)

定員 250人
主催 日経BP総研 中堅・中小企業ラボ

プログラム


※講演者や講演時間など、プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。
9:30~9:50 【主催者挨拶・勉強会の概要説明】
「中堅企業が今、求められている変化」
日経BP総研
中堅・中小企業ラボ
所長
伊藤 暢人

主任研究員
宮坂 賢一
9:50~10:20
【勉強会講師による講演1】
「中堅・中小企業アジア進出の成否はココで決まる」
いよいよ日本の人口減少が始まり、日本の国内市場が縮小していく中、中堅・中小企業でも海外進出を再び考えるところが増えています。その中でも経済成長が続いており、日本文化にもなじみやすいアジアは進出先の有力候補といえます。
ただ、いくら有望な市場があっても、経営トップの舵取り次第でうまくいくものもいかなくなってしまいます。長く海外現地法人、本社海外担当責任者を務めた山下充洋氏が、海外進出に必要な心構え、準備、流通網の構築、パートナーの作り方、人材選定のカギ等を具体的に指南します。
日経BP総研
中堅・中小企業ラボ
客員研究員

元マンダム・元森永製菓
海外担当役員
山下 充洋
(アジア進出)
【プロフィール】
1964年生まれ。87年にマンダム入社。2001年マンダムインドネシア社長就任。08年マンダム執行役員、国際事業部担当兼国際事業部長就任。12年に退社後、同年森永製菓入社。同社執行役員海外事業部担当。15年6月、取締役上席執行役員 海外事業本部担当兼海外事業本部長。18年3月末に退社。18年6月から日経BP総研 中堅・中小企業ラボ 客員研究員
10:20~11:20
【基調講演】
「2019年以降の大変化に備えて、経営者に必要な視点」

東洋大学教授
慶應義塾大学名誉教授
竹中 平蔵
【プロフィール】
1951年和歌山市生まれ。89年ハーバード大学客員准教授。96年、慶応義塾大学総合政策学部教授。2001年、経済財政政策担当大臣。2004年、参議院議員当選、経済財政政策・郵政民営化担当大臣。2016年、東洋大学国際学部教授・慶應義塾大学名誉教授
11:20~11:30 休憩
11:30~12:15
【勉強会講師による講演2】
「新規事業立ち上げに必要な7つの考え方」
新規事業の失敗を減らす7つのポイントを最新の事例を数多く紹介しながら解説します。起業家や新規事業担当者の必聴の内容になっています。

ユニコーンファーム
社長
田所 雅之
(『起業の科学 スタートアップサイエンス』著者、
新規事業創出)
【プロフィール】
1978年生まれ。大学卒業後、外資系コンサルティングファームに入社し、経営戦略コンサルティングに従事。独立後は日本で3社、米国で1社のスタートアップを起業し、シリコンバレーで活動。日本に帰国後、米国シリコンバレーのベンチャーキャピタルでベンチャーパートナーを務めた。日本とシリコンバレーのスタートアップで戦略アドバイザーを務めながら、事業創造会社ブルー・マーリン・パートナーズのCSO(最高戦略責任者)、ウェブマーケティング会社ベーシックのCSOも務める。2017年、スタートアップの支援会社ユニコーンファームを設立
12:15~13:00
【勉強会講師による講演3】
「中堅・中小に及ぶデジタル変革の波を捉える(実践編)」
“第4次産業革命”とも言われる「インダストリー4.0」。一時のブームは落ち着いたかのように見えますが、その考え方を製造現場に浸透させようとする動きは着実に進んでいます。しかも、インダストリー4.0の本質ともいえる「デジタル化」の大きな波は、大企業だけでなく中堅・中小企業にも及ぼうとしています。この講演では、いち早くデジタル化に着手した中堅・中小企業の事例を紹介しながら、デジタル化があらゆる規模の企業にもたらす可能性についてご説明します。
日経BP総研
クリーンテックラボ
主任研究員
三好 敏
(仕事のデジタル化&生産性向上)
【お申し込み注意事項】
※事前登録制。申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。
※講師企業と競合すると考えられる製品やサービスなどをご提供される会社の方は、主催者の判断に基づき受講をお断りさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。
※講師の急病、天災その他の不可抗力、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。
※講演タイトル・講師・開催日・時間などは、やむを得ず変更する場合があります。予めご了承下さい。

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日経BP読者サービスセンター セミナー係
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