まさに“遺伝子治療の返り咲き”を印象付ける学会だったといえるだろう。開催前日のワークショップも含めて、2018年5月15日から19日にかけて、米シカゴで開催された第21回米遺伝子細胞治療学会(American Society of Gene and Cell Therapy:ASGCT)総会には、前回総会の参加者を約1000人も上回る、約3500人が参加し、過去最高を更新。製薬企業やベンチャー企業、ベンチャーキャピタルなど、産業界からの参加者も目立ち、ポスター会場や口演会場でも、多くで立ち見が出る盛況ぶりで、遺伝子治療の勢いを実感させるものだった。
特集
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世界の遺伝子治療の開発最前線
活気づく米遺伝子細胞治療学会、薬剤価格や患者アクセスが課題に
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