セミナー紹介
世界No.1製品をつくるための開発設計プロジェクト指南【「量産設計編」の第3回です。
デザインレビューは、ダントツ性能とダントツコストを満たす図面を後工程に流すまでに行われる活動、すなわち、量産設計段階の設計プロセスに組み込まれた体系的な活動です。
そのため、ダントツ目標値の「対応方法」や、お客様のニーズ、それを踏まえた機能、性能、コストといった「設計目標値」、その「対応方法」「詳細設計」「安全設計」「品質評価」など、設計段階の全ての開発課題を対象とします。つまり、デザインレビューの取り組みは、図面のレベルに大きく影響し、量産設計段階でのアウトプットを左右するのです。いわば、設計力とデザインレビューは表裏一体の関係。デザインレビューの重要性はここにあります。
本講座では、「設計力とデザインレビューはどのような関係にあるのか」「設計プロセス(手順)の中でデザインレビューはどのように行われるのか」「デザインレビューでは何を議論するのか」「デザインレビューでは何を準備するのか」などについて、具体的に取り上げて解説していきます。
デザインレビューは設計プロセスに組み込まれた体系的な活動であることを理解できます。
デザインレビューの実践に則した種類とタイミングを知ることができます。
節目のデザインレビューを構成する、項目、内容、メンバーなど具体的な実施要領を学ぶことができます。
最も重要な量産出図前のデザインレビューの内容について事例で学ぶことができます。
個別デザインレビューの種類とタイミング、および具体的な実施要領について学ぶことができます。
開催概要
セミナー名 | 寺倉の「設計力」実践講座【量産設計編 第3回】 世界No.1製品に必要なデザインレビューの実践 |
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日時 | 2020年 3月 18日(水)10:00~17:00(開場9:30) |
会場 | 東京・新橋 Learning Square新橋 6F JR・都営浅草線・東京メトロ銀座線 「新橋駅」 徒歩2分 |
受講料 |
49,800円(税込み) |
定員 | 60名 ※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。 |
主催 | 日経 xTECH、日経ものづくり |
講師紹介
ワールドテック 代表取締役
1978年、日本電装(現 デンソー)入社。車載用センサーおよびアクチュエーターの開発、設計業務に従事。日本初のオートワイパー用レインセンサー開発、レクサス搭載を実現したほか、20種類以上の車載用センサー、アクチュエーターを開発、設計。 2005年、ワールドテック設立。製造業への開発・設計・生産などの技術を支援。 2010年、東京大学大学院経済学研究科 ものづくり経営研究センター(MMRC)コンソーシアムで「モノづくりを支えるもう一つの力『設計力』」と題して講演。企業活力研究会「平成22年度 ものづくり競争力研究会」委員。 2014年、東京大学大学院経済学研究科 MMRCコンソーシアムで「『設計力』を支えるデザインレビュー」と題して講演。
プログラム (10:00~17:00)
【STEP1】設計力の中のデザインレビュー
1.車載部品品質への設計の役割は大きい (1)あってはならない重至命故障 (2)品質不具合の多くは設計に起因する (3)品質不具合の未然防止と設計力 |
2.車載部品品質を支える設計力 設計者が身に付けるべき7つの設計力と、その中でのデザインレビューの位置づけを解説します。 (1)設計の役割はお客様の思いを具現化する手段を「見える化」すること (2)7つの設計力が設計段階の品質120%を決定する (3)7つの設計力の前提条件 (4)7つの設計力の構成要素 |
3.過去も現在も品質不具合がなくならない理由 設計に起因する不具合が、いつまでたってもなぜなくならないのかを解説します。 (1)設計にあいまいということはない (2)設計の本質的且つ普遍的な課題 |
【STEP2】デザインレビュー(DR)の実施
4.デザインレビューの役割 デザインレビューは、設計力の活動結果への気づきの場であることを解説します。 (1)デザインレビューは討論、議論、混同してはいけない審議、決裁 (2)デザインレビューを定義づけると (3)定義から見えるデザインレビューの基本的な仕組み |
5.デザインレビューの使い分け デザインレビューは、設計プロセスに組み込まれた体系的な活動であることを解説します。 (1)開発設計の流れにおける使い分け (2)デザインレビューの階層構造 |
6.全体節目デザインレビューの具体的な実施要領 節目デザインレビューを実施するための具体的なマニュアルついて解説します。 (1)設計プロセスにおける使い分け (2)新製品管理ランクとデザインレビュー (3)管理ランクと節目デザインレビュー (4)節目デザインレビューと個別検討会 (5)節目デザインレビューのメンバー構成 (6)節目デザインレビューに準備するもの
(7)横展開 |
7.節目デザインレビューの中でも最も重要な量産出図前のデザインレビュー 詳細設計デザインレビューで議論すべき設計項目とそのまとめ方を解説します。 (1)システム概要
(2)製品動向
(3)開発大日程
(4)次期型コンセプト
(5)設計目標値
(6)構想設計
(7)開発課題と対応策
(8)詳細設計
(9)安全設計
(10)信頼得評価結果
(11)目標達成状況
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8.個別設計検討会 主な個別設計検討会(DR)についてポイントを解説します。 (1)過去トラ検討会
(2)DFM検討会
(3)設計検証検討会
(4)DRBFM
(5)特殊特性検討会
(6)専門分野検討会
(7)仕入先DR
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9.デザインレビューを支える設計リーダ デザインレビューの効果は設計リーダに大きく依存することを解説します。 (1)人材育成
(2)設計リーダのありよう
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10.デザインレビューをDRする デザインレビュー自体を継続的改善する。 |
11.演習 デザインレビューの実際を踏まえ、「自分や職場の現状の把握、問題点・課題の見極め、あるべき姿と今後の取り組み」を見い出すグループ演習を行います。 |
【お申し込み注意事項】
- ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
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