本セミナーは、ビデオ会議ツール「Zoom」を使って、当日ライブ配信します。
1月19日(火)23時59分に締め切らせて頂きます。
セミナー紹介
新型コロナウイルス(新型コロナ)の世界的な感染拡大が続いている。欧米各国だけでなく、日本にも20年11月以降、感染拡大の「第3波」が到来し、収束の時期が見通せない状況になっている。世界の自動車市場が「コロナ前」の状態に戻るには、しばらく時間がかかりそうだ。市場回復の遅れは、業績回復を目指す自動車各社の戦略にも影響を及ぼす。既存事業において、ビジネスモデルの再構築が求められている。
新たなビジネスモデルとして注目されているのが、中国や米国などで本格化している「デジタルディーラー」事業である。ただ、対面販売をネット販売に切り替えるだけでは、デジタルディーラー事業で実績を上げるのは難しい。もう1つの注目事業が、「フリート販売」である。これまで収益悪化の“元凶”とされてきたが、海外では新たなマネジメント手法として注目されている。
コロナ過の中で自動車各社は、「CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)」への対応も求められている。例えば「E(電動化)」の分野では、先進各国が「カーボンニュートラル」の実現に動き始めた。日本でも菅政権が2020年10月に、「2050年にカーボンニュートラルを目指す」という政策目標を打ち出した。
ただ、全てのクルマを電気自動車(EV)にすれば、カーボンニュートラルを実現できるわけではない。日本自動車工業会会長の豊田章男氏(トヨタ自動車社長)は、「政府の方針に貢献するため、業界を挙げて全力で挑戦する」としながらも、「すべてのクルマをEVにすれば、日本の自動車産業は立ち行かなくなる。画期的な技術のブレークスルーなどがなければ達成は見通せない」と強調する。
MaaS(Mobility as a Service)事業でも同じことが言える。輸送サービスだけでは、収益を確保できないことが分かってきた。MaaSで収益を上げるビジネスモデルを構築するには、先行する欧米プレーヤーの取り組みが参考になりそうだ。今回のオンラインセミナーでは、コロナ禍に打ち勝つための自動車業界の新たなビジネスモデルについて、EYストラテジー・アンド・コンサルティングが解説する。
- 視聴に必要なURLは、1/21(木)までにメールにてご案内します。
URLはセミナーに参加する方のみ利用可能とし、再配布を禁止します。 - 受講者は、動画を録画・キャプチャーすること、SNSなどへのアップも禁止します。
もし、発見した場合、事務局は削除を要求できることとします。 - セミナーの内容や受講者の個人情報などはセミナー内のみとし、口外しないでください。
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- Zoomの接続環境は【パソコン、有線またはWi-Fiのインターネット環境】推奨です。
なお、「Zoom」上では、個人情報は一切取得いたしません。開催時間中にURLにアクセスいただくと受講可能です。
開催概要
セミナー名 | 日経Automotiveセミナー 未来の移動を考える |
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日時 | 2021年01月22日(金) 13:30~17:00 |
会場 | オンライン開催 Zoomを使ったWeb配信セミナーです |
受講料 |
33,000円(税込み) |
定員 | 100名 ※最少開催人数(20名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。 |
主催 | 日経Automotive |
プログラム (13:30~17:00)
13:30~13:35 |
はじめに
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13:35~14:20 |
講演1 勝ち残りのBeyond CASE戦略
~なぜ、“利用”時代に先進プレーヤーはフリートマネジメントに賭けるのか?~ コロナ前から自動車業界が直面する「モノの輸送ニーズは上昇、ヒトの移動ニーズは都市部で減少」、「クルマの保有から利用への流れは止まらない」、「自動車を通じた社会コストの最適化の本音<建て前」などを打開するために、先進プレーヤーが注力するのが、「管理車両の最適化・最大化」≒“フリートマネジメント”である。主要国別の進展トレンドやグローバル事例の狙いをひも解き、Beyond CASE覇権争いのカギを握る、攻めのフリートマネジメントの要諦を提示する。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング 早瀬 慶(はやせ けい)氏 スタートアップ、外資系コンサルティング会社を経て現職。自動車業界を中心に20年以上、約70カ国の現地で市場分析・将来動向予測、経営戦略策定、技術分析などに従事。近年は官公庁の商用車・モビリティ領域の政策提言にも携わる
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14:20~15:05 |
講演2 デジタルディーラーに見る
自動車業界のデジタル化が陥りがちな罠と打開策 DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれて久しいが、期待通りの効果を上げているとは言い難い状況は、システム化との混在、攻めと守りのデジタル化の不明瞭さなど、基本的な欠落要因によるものも多い。海外で実績を上げつつある販売領域・ディーラー業務を例に、地理・政策・企業的要因に加え、価値観変化・技術深化の観点から、新車/中古車、乗用車/商用車別の日系プレーヤーのデジタルディーラー戦略の推進ポイントを読み解く。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング 中山 康成(なかやま やすなり)氏 リテール・トランスフォーメーション・プラクティスのリーダー。近年はAutomotiveリテール領域の変革に向けた新規事業モデル/オペレーションモデルの設計から、その導入/モニタリングまでを総合的に支援することに注力。
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15:05~15:15 | 休 憩 |
15:15~16:00 |
講演3 持続可能なモビリティー産業への転換
2015年のパリ協定以降、世界で温暖化対策が加速しており、日本でも2020年10月、2050年のカーボンニュートラルを目指すことが宣言された。自動車産業は、二酸化炭素を排出し、資源を大量に消費する産業と認識されており、産業の抜本的な変革が、社会や投資家から求められている。持続可能なモビリティー産業への転換に向け、現実的な将来予測シナリオとそれに対する次世代パワートレイン戦略など、産業として求められる対応について解説する。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング 尾山 耕一(おやま こういち)氏 ESG Economics Strategyチームリーダー。自動車・製造業を中心に幅広い業種おいて、経営戦略やサステナビリティー戦略の立案、新規事業構想などに従事。近年は、ESGを起点とした持続可能な社会経済システム変革に注力。
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16:00~16:45 |
講演4 見えてきたMaaSの“金脈”
~現実解が求められるモビリティー戦略~ 近年、乗用車ではなく、移動サービス観点の次世代”モビリティー”構築が社会的に求められているが、輸送サービスのみを収益源とするビジネスモデルは儲からないなど、見えてきた現実も多い。1周先を走り、成功も失敗も学んできた欧米プレーヤーの最新モビリティー戦略の動向を見ながら、「異業種連携」「APIエコノミー」などをキーワードに、モビリティー・エコシステムの形成に向けた3つの具体的なマネタイズキーアクションを提示する。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング 宮崎 智也(みやざき ともや)氏 大手SIer、大手自動車メーカー、外資系コンサルティング会社を経て現職。スマートシティー/MaaSを中心に、市場分析・将来動向予測から事業構想/アライアンス方針策定など、事業会社での実務経験に基づく戦略立案支援に注力。
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16:45~17:00 |
Q&A 講師4名の講演内容に対して、最後に質疑応答を行う。
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【お申し込み注意事項】
- このセミナーは、ZoomによるリアルタイムWeb配信にてご提供します。
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<MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/ - ※このセミナーの運営事務局を担当する、株式会社サンクよりご連絡をいたしますので、ドメイン名(@55cinq.com)からのメールを受信できるようにしてください。
お申し込み時にご記入いただいた電話番号に、ライブ配信当日、株式会社サンクより、接続不良の方にご連絡させていただく場合があります。 - ※講師企業と競合すると考えられる製品やサービスなどをご提供される会社の方は、主催者の判断に基づき受講をお断りさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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