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TOPIC◎デルタ株からオミクロン株へ置き換わるCOVID-19
始まった沖縄の第6波が教えてくれること
オミクロン株80%以上、今週の新規陽性者数は1000人超の見込み

 沖縄県で、新型コロナウイルス感染症COVID-19)の第6波が始まった。沖縄県疫学統計・解析委員会によると、2022年1月に入ってから新規陽性者の80%以上がオミクロン株感染と推定され、新規陽性者数は先週(2021年12月27日から2022年1月2日)の383人から、今週は最大で1042人まで急増すると見込まれている。1月5日には既に623人の新規陽性者が確認され、2021年8月28日以来の600人越えとなり、感染拡大のスピードが加速している。

図1 沖縄県の新規陽性者数と重症度別入院患者数の推移(1月4日に発表された沖縄県の資料を基に編集部で作成)

著者プロフィール

三和護(日経メディカル編集委員)●みわ まもる。1984年筑波大学大学院医科学修士課程修了。同年日経BP入社。感染症や循環器領域をはじめ、診断エラー学、医師患者関係、心不全緩和ケアなど幅広いテーマに取り組む。共著に『期待されるシルバービジネス』(ダイヤ財団新書)『バイオバンクの展開』(上智大学出版)。

連載の紹介

三和護が迫る「COVID-19の核心」
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全体像を俯瞰。COVID-19対応の問題点に迫り、その解決のために今、何をすべきなのかを考えます。

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