セミナーのポイント

1.企業・法人における再エネ電力の導入手法の全体像と各スキームの特徴を学びます。
2.先行企業の事例を元に各導入スキームのコストイメージを把握します。
3.各社ニーズに合った再エネ電力の導入手法を選択できるようになります。

タイムテーブル

開催概要

※講義の録音・録画、スクリーンショットなどの行為を禁止いたします。
※本講座はオンライン開催のセミナーです。高速通信が可能な、電波環境の良い場所からご参加ください。
※講師の急病、天災その他の不可抗力、又はその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。

セミナー概要

 菅義偉首相の「2050年カーボンニュートラル宣言」を契機に、日本企業の再エネ電力への切り替えニーズが急速に高まっています。いまや事業に使用する電力の再エネ化は“当たり前”の時代になりました。

 従来のJ-クレジットや非化石証書で電力を再エネ化するだけでなく、コーポレートPPAや自己託送といった新たな手法を検討する企業も増加しています。その背景には、例えばグローバルなサプライチェーンからの要請やSDGsやESG経営の推進といった、さまざまな目的が存在します。

 では、各ユーザー企業のニーズに合致した再エネ電力の導入スキームとは何なのか。様々な手法の中から、目的やコスト、中長期のリスク&ベネフィットを精査して選択する必要があります。

 そこで本セミナーでは、これから再エネ電力の調達を始めようとする法人需要家(電力を調達する法人側)の担当者、また再エネ電力の供給を行う事業担当者に向けて、再エネ電力の導入スキームごとの特徴や、先行企業の導入事例を基にしたコストイメージ、導入時の実務ポイントを詳解します。

 具体的には、下記の導入スキームなどを取り上げます。

①環境証書+電力のスキーム

  • 再エネ非化石証書付き電力(+通常の電源)
  • 再エネ非化石証書付き電力(+FIT電源)
  • J-クレジット付き電力
  • グリーン電力証書付き電力

②より踏み込んだ導入スキーム

  • オンサイト コーポレートPPA(屋根借り)
  • オフサイト コーポレートPPA
  • 自己託送
  • 卒FITが控えるメガソーラー/家庭用太陽光
  • 非FIT再エネ電力(バイオマス発電など)

※対外公表の際の表示ルールなどについても解説します。

 それぞれのスキームによって現時点での調達コストや将来に向けた価格変動リスク、具体的な調達方法が異なります。また、追加性の有無、RE100やGRESBEといった法令準拠の可否なども変わってきます。

 再エネ電力は新しい電力サービスです。制度や選択可能な手法がめまぐるしく変化しているため、正しい知識とコスト感を持っておくことが欠かせません。

 自社にとって最適な再エネ電力の導入方法を整理するとともに、思わぬコストアップや目的に合致しない導入とならないよう、本セミナーをご活用ください。また、再エネ電力を提供する新電力などのプレイヤー企業の方々も、概況整理のため本セミナーをご活用ください。

講師紹介

久保 欣也 氏
ビジネスデザイン研究所 代表取締役

東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻修了後、東京電力に入社。東京電力では事業開発部にて新規事業の事業化やM&Aに従事した。その後、ドリームインキュベータにて、全社的な事業拡大戦略の策定支援、技術分野での新事業開発の立案や実行支援を行った。2015年11月にビジネスデザイン研究所を設立。電力分野では新規事業の立ち上げや新電力の経営支援を手がけている。

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