資料の紹介
自動運転は、交通事故を削減できる技術として大きな期待が寄せられている。交通事故の発生要因の9割は、人間の不注意や操作ミスによるものと言われているからだ。自動運転車には、他の車両や歩行者、障害物、道路状況などを認識するために、カメラやレーダー、LiDARほか大量のセンサーが搭載される。
これらのセンサーで集めた膨大なデータを迅速に処理するための通信規格として注目されているのが、高速・大容量の通信が可能な車載Ethernetだ。自動運転車の開発に向けては、従来のCANやLINに加え、車載Ethernetの評価も十分に行える環境を用意する必要がある。
本資料では、車載EthernetやCAN、その拡張版となるCAN-FDやLIN、FlexRayなどに対応するアクティブタップデバイスを紹介する。1000BaseT1および100BaseT1の車載Ethernet規格をサポート。アクティブタップとして、様々なユニットやデバイス間を接続しながらPCにも信号送信し、ソフトウエアで解析できる。また、車載ネットワーク間ゲートウエー機能も用意するほか、単体でデータロガーとしても使えるという。