本セミナーは、Webセミナープラットフォーム「Deliveru」を使って、当日ライブ配信します。
※講師の講演部分に関しましては、後日見逃し配信を予定しています。

9月2日(金)午前10時に締め切らせていただきます。

ご受講お申し込みの方へ
開催前日の9/1(木)に視聴サイトから資料をダウンロードいただけます。
資料にはセミナーテキストの他に演習用のMicrosoft Excelシート(およびPDF版)が含まれます。Microsoft Excelをご使用になれない環境の場合はご面倒ですがPDF版をご受講前に印刷していただき、演習時は手書きで手計算をお願いします。
お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。

セミナー紹介

開発設計は、新しい製品の構想があり、製品企画書が作成されて、技術部門にインプットされることで、いざスタートとなります。ところが、製品企画書(受注生産品であれば、要求仕様書)がインプットされただけでは開発設計が思うように進まず、多くの手戻りが発生してしまいがちです。原因は、製品企画や要求仕様書だけで開発設計をスタートさせていることにあります。本来の正しいプロセスは製品企画書や要求仕様書からどのように開発設計するかを決定し、その開発設計における目標値を定めなければなりません。

この2つのツールがない場合、各設計者が考え、悩みながら開発設計を進めていくことになります。その結果、設計者ごとに異なる製品が開発設計される可能性もありますし、先述のように製品企画者やお客様のイメージとは異なる製品が開発設計されることで大きな手戻りが発生しかねません。

従って、製品企画者やお客様の要求を製品にどのように展開していくか、その方法について開発設計のインプット時に正しく定めるとともに、明確な目標値を定めて、設計品質を維持・向上させる必要があります。設計品質の維持・向上のためには、「設計の方向性を定める=設計書」と「設計目標値を定める=QFD」の2つドキュメントが必要です。

また、QFDにおいて必ず検討しなければならない製品機能は、目標値を定めるだけではなく、後に開発設計が進む中で要する問題の未然防止(FMEAやDRBFM)についても考慮しなけばなりません。すなわち、インプット時に正しく機能を抽出しておけば、後工程で必要な問題の未然防止も同時に図ることが可能になります。

本講座では、元トヨタ自動車の開発設計者が、製品企画書から開発設計の方向性を定める考え方、目標値の設定までの一連の流れを解説します。併せて、そのために必要な2つの品質ツール「設計書」と「QFD」について分かりやすく教えます。

受講効果

新製品の設計時に必要なインプット内容を理解することができます。

製品企画・営業と設計をつなぐ「設計書」と「QFD」の品質ツールの具体的な使い方を学習することができます。

設計インプットに必要な製品機能の考え方を学習することができます。


■視聴にあたって
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開催概要

セミナー名 トヨタ流「勝ち残る設計」実践講座
製品企画書から始めるトヨタ流「設計書と品質機能展開」の進め方
日時 2022年9月2日(金)10:00~17:00
会場 オンライン開催
Webセミナープラットフォーム「Deliveru」で配信するセミナーです
受講料

52,000円(税込み)

※総合的に学べる4回セットもございます。詳細はこちら

定員 60名
※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経クロステック 日経ものづくり

講師紹介

中山 聡史(なかやま さとし)
A&Mコンサルト 取締役専務、経営コンサルタント

中山 聡史(なかやま さとし)<span class="fontSizeS">氏</span>

関西大学機械システム工学科卒。トヨタ自動車にてエンジン設計、開発、品質管理、環境対応業務などに従事。全てのエンジンシステムに関わり、海外でのエンジン走行テストなどにも同行経験あり。A&Mコンサルトにて製造業を中心に設計改善、トヨタ流問題解決の考え方を展開。「モノ造りのQCDの80%は設計で決まる!」という理念の下、自動車メーカーで培った設計から開発、製造、品質保証までの幅広い経験を活かし、多くのものづくり企業で、設計業務改革や品質・製造改善、生産管理システムの構築などを支援している。

プログラム (10:00~17:00)

1. 設計書・QFDが無いことによる問題点

  1. 設計書がないことによる設計品質の違い
  2. 開発目標値の曖昧さが生む設計プロセスの手戻り
  3. 設計品質はインプットで決まる!
  4. 【演習①】~設計インプットの問題によって発生した設計不具合内容の検討~

2.設計プロセスのあるべき姿

  1. 設計インプットが正確であることにより成立するフロントローディング
  2. 設計プロセス事例 ~自動車のエンジン開発設計プロセス~

3.設計書

  1. 設計書の目的
  2. 製品企画書と設計書の繋がり
  3. 本来の設計書とは
  4. 設計書作成に必要なインプット情報とは
  5. 設計書とQFDを繋げる「機能系統図とは」
  6. 【演習②】~100円ライターで製品企画書から設計書を作ってみよう~

4.QFD

  1. QFDの背景
  2. QFDの必要性 ~FMEA・DRBFMとのつながり~
  3. QFDの狙い
  4. QFDの考え方と構成
  5. QFDの実施手順
  6. QFDの事例紹介
  7. 【演習③】~100円ライターでQFDを作ってみよう!~
※プログラム内容・講師は予告なく変更になることがあります。予めご了承ください。

【お申し込み注意事項】

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