本講座は都合により受付を中止させていただきました。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

本セミナーは、ビデオ会議ツール「Zoom」を使って、当日ライブ配信します。

12月3日(木)午前9時に締め切らせて頂きます。

セミナー紹介

製造業は、顧客ニーズを満足させる基本機能を持ち、その機能を実現させるための「設計(技術)ノウハウ」を蓄積しています。この「設計ノウハウ」を基に、企業は競合他社に対して優位に立つノウハウを生み出し、製品の新たな付加価値とします。そして、この付加価値を支える技術を新たに「設計ノウハウ」として積み上げ、企業は競争力をより一層高めていくのです。

では、この「設計ノウハウ」をどのように蓄積しているでしょうか。トヨタ自動車は「トヨタスタンダード」と呼ばれる「設計ノウハウ書」を作成・活用しています。これに対し、ほとんどの企業は設計ノウハウ書を持っていません。その代わりに、設計者の頭の中にあるか、もしくはせいぜい図面&仕様書を残している程度ではないでしょうか。

これでは企業にとって重要な「設計ノウハウ」を引き継いでいくことはできません。しかも、OJTだけで引き継げるようなものではありません。事実、今、多くの日本企業から「設計業務を伝承できない」という声が上がっています。

  • 「あのベテランが退職して、昔の機械の構造を完璧に理解できているメンバーがいない」
  • 「15年前の装置の修理依頼が来ているが、過去のノウハウが残っておらず、修理することができない」
  • 「若手設計者に図面を描かせようとしたら、過去の図面の意図が読みとれず、新しい製品の設計ができない」

本来は、それまでに積み上げてきた設計ノウハウを「設計ノウハウ書」にまとめておく必要があります。それを基にして初めて、お客様の新たな要望や、競合他社と差別化できる製品を創造することが可能になるのです。「設計ノウハウ書」を活用せずに、1から全ての内容を開発していては、競合企業にも環境変化のスピードにも打ち勝つことはできません。

本講座は、元トヨタ自動車の設計者が「設計ノウハウ書」の入門編です。設計ノウハウ書を作成するために必要不可欠な「機能系統図」と「技術基準」の考え方や効果的な作り方を指導します。その企業の製品の中に埋もれて視えていない「機能」と「基準」に着目し、抽出することにより、ベテラン技術者の退職や転職によって設計ノウハウや技術を失うことを防ぎます。

受講効果

チェック設計(技術)ノウハウの蓄積方法を体系的に学ぶことができます。

チェック設計(技術)ノウハウを設計開発に活用するためのプロセスを取得することができます。

チェック設計(技術)ノウハウの活用事例を紹介します。

■視聴にあたって
  1. 視聴に必要なURLは、12/4(金)までにメールにてご案内します。
    URLはセミナーに参加する方のみ利用可能とし、再配布を禁止します。
  2. 受講者は、動画を録画・キャプチャーすること、SNSなどへのアップも禁止します。
    もし、発見した場合、事務局は削除を要求できることとします。
  3. セミナーの内容や受講者の個人情報などはセミナー内のみとし、口外しないでください。
  4. システムトラブルなどにより、画像・音声に乱れが生じた場合も再送信や返金はできませんので、予めご了承ください。 なお、音声、画像は受講者でご調整ください。また、サービス利用にあたってのサポートは致しかねます。
  5. 配信中、異常と思われる接続を発見した場合、予告なく切断することがあります。
  6. Zoomの接続環境は【パソコン、有線またはWi-Fiのインターネット環境】推奨です。

なお、「Zoom」上では、個人情報は一切取得いたしません。開催時間中にURLにアクセスいただくと受講可能です。

また、ライブ配信当日にアクセスいただくURLと、登録、ログイン方法につきましては、12/4(金)までにご参加の方へメールでお知らせいたしますので、ご確認をお願い申し上げます。

開催概要

セミナー名 Zoomを使ったWeb配信セミナー
技術の喪失を防ぐ トヨタ流「設計ノウハウ書」入門編
日時 2020年 12月 7日(月)13:00~17:00
会場 オンライン開催
Zoomを使ったWeb配信セミナーです
受講料

38,000円(税込み)
※上記は1名様の料金です。複数名での共有は禁止させていただきます。

定員 60名
※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経クロステック 日経ものづくり

講師紹介

中山 聡史(なかやま さとし)
A&Mコンサルト 取締役、経営コンサルタント

中山 聡史(なかやま さとし)<span class="fontSizeS">氏</span>

2003年関西大学機械システム工学科卒。2003年トヨタ自動車にてエンジン設計、開発、品質管理、環境対応業務などに従事。全てのエンジンシステムに関わり、海外でのエンジン走行テストなどにも同行経験あり。2011年A&Mコンサルトにて製造業を中心に設計改善、トヨタ流問題解決の考え方を展開。「モノ造りのQCDの80%は設計で決まる!」という理念の下、自動車メーカーで培った設計から開発、製造、品質保証までの幅広い経験を活かし、多くのものづくり企業で、設計業務改革や品質・製造改善、生産管理システムの構築などを支援している。

プログラム (13:00~17:00)

1. 現状の設計(技術)ノウハウの課題内容

  1. 設計(技術)ノウハウの流出
  2. 設計(技術)ノウハウの蓄積不足により発生する不具合
  3. 間違った流用設計で陥る問題点
  4. 各設計プロセスでの問題点
    1. 基本設計で発生する問題点
    2. 詳細設計で発生する問題点
    3. 量産設計で発生する問題点
    4. ①~③で必要な検図の問題点
  5. 【個人演習】技術ノウハウ蓄積不足により、発生した不具合を10個挙げてみよう!

2.あるべき設計(技術)ノウハウ書とは

  1. 設計(技術)ノウハウ書の定義と全体像
  2. 設計(技術)ノウハウに重要な機能系統図
  3. 設計(技術)ノウハウのための技術基準
  4. 設計(技術)ノウハウ書事例紹介

3.【個人演習】設計ノウハウ書に重要な機能系統図を作成してみよう!

  1. 100円ライターの機能系統図
※プログラム内容・講師は予告なく変更になることがあります。予めご了承ください。

【お申し込み注意事項】

  • このセミナーは、ZoomによるリアルタイムWeb配信にてご提供します。
    視聴URLは、12/4(金)にご登録のアドレス宛にメールでお知らせします。
  • ※お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。
  • ※受講料のお支払い: お支払方法はクレジットカード払いのみとなります。領収証が必要な場合は、登録完了メールをご覧のうえ、お手続きください。以下「MyPageメニュー」にお申し込み内容が表示されます。
    <MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/
  • ※このセミナーの運営事務局を担当する、株式会社サンクよりご連絡をいたしますので、ドメイン名(@55cinq.com)からのメールを受信できるようにしてください。
    お申し込み時にご記入いただいた電話番号に、ライブ配信当日、株式会社サンクより、接続不良の方にご連絡させていただく場合があります。
  • ※講師企業と競合すると考えられる製品やサービスなどをご提供される会社の方は、主催者の判断に基づき受講をお断りさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
  • ※講師の急病、天災その他の不可抗力、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。