本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使って当日ライブ配信します。
※講師の講演部分に関しましては、後日見逃し配信を予定しています。
2022年2月25日(金)10時に締め切らせて頂きます。
セミナー紹介
クルマの電動化は戦国時代に突入します。中核技術の1つである『電源』や『電源部品』で他社に勝ち抜くためには、新しい技術へのチャレンジが不可欠です。また、電源技術を応用展開することによって、新たなモビリティービジネスを開拓していくことも重要です。
このセミナーでは、電源の高性能化を実現するために西嶋研究室が取り組んでいる特許技術や、デンソー、TDKラムダ、ローム、新電元工業、パナソニック、日産自動車、NExT-e Solutions等との共同研究成果を含めて紹介することで、聴講者に対して、電源開発者の課題である、スイッチング損失やリカバリー損失の低減、受動部品の小型化などを克服し、電源回路を飛躍的に小型高効率・高信頼化するための新しいアプローチを提供します。
電源技術の動向については、テスラモデル3や48Vマイルドハイブリッド車用電源の分解調査結果も含めて紹介する予定です。回路図面と部品リストからなる一般的なリバースエンジニアリングと異なり、スマートエナジー研究所の電力損失解析が可能な高速電源シミュレーター(Scideam/SCALE)を用いた解析結果も紹介することで、既存の電源の特徴や課題を、より明確に把握することができます。
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近い将来、電動モビリティーは、移動体を超えた付加価値を生み出すことになります。
- 自動運転車が『レストラン』『コンビニ』『ホテル』など、さまざまなサービスを提供する未来
- 太陽電池を搭載したクルマが家や非常時の電源インフラになる未来
- 電気自動車のバッテリーが、様々な用途にリユースされる未来
- 無人ドローンによって様々な新しいビジネスが生み出される未来
- 太陽電池搭載の電動キックボードが私たちの暮らしに役立つ未来
- 屋内DCコンセントによって100年前から続くACコンセントから脱却した未来
これらの未来を実現するにあたって、ボトルネックになるのが、実は『電源』です。
ノイズや電源の故障によって自動運転車が誤動作したら大切な命を奪いかねませんし、スマートフォンや航空機のバッテリーが発火事故を起こしているように、バッテリーを含んだ電源システムの信頼性確保は容易ではありません。
太陽電池搭載車は、走行中の部分影やボディーの汚れによって発電量が減少します。リユースバッテリーを組み合わせて利用すると、特性の悪いバッテリーに足を引っ張られてしまいます。ドローンや電動キックボードは、誰かが充電しなければ運用できませんし、充電設備のコストもばかになりません。
このような電源に関する課題を解決し、新たなビジネスチャンスを掴むための技術について西嶋研究室が取り組んでいる技術を含めて紹介します。
その他にも、折りたたみプラグ式で超小型の65W Type-C充電器や、パワーデバイスの駆動回路、クルマのボディーに実装したり、ウエアラブル機器を実現したりするための薄くて曲げられるシール型電源技術ついての検討結果についてもご紹介します。
毎年、日経クロステックセミナーを開催していますが、大幅に技術内容を更新してお届けいたします。
- さまざまな企業との共同研究成果を含めて、最新かつ独自の電源技術の特徴を知ることで、電源の小型高効率化、高信頼化を実現するためのノウハウを習得できます。
- 自動車用電源の動向や課題を、リバースエンジニアリングや電源シミュレータを用いた解析を含めて学べます。
- モビリティーによってもたらされる新しいビジネスを、実例を含めて知ることができます。また、これらの新たなビジネスを実現するにあたってのボトルネックが電源であることを理解し、課題を解消する技術を習得できます。
- 小型高効率ACアダプターやパワーデバイスの駆動回路、曲げられるシール型電源に関する技術についても学びます。
- ライブ配信当日の視聴に必要なURLと、登録、ログイン方法につきましては、登録完了メールに記載されています。
URLはセミナーに参加する方のみ利用可能とし、再配布を禁止します。 - 受講者は、動画を録画・キャプチャーすること、SNSなどへのアップも禁止します。
もし、発見した場合、事務局は削除を要求できることとします。 - セミナーの内容や受講者の個人情報などはセミナー内のみとし、口外しないでください。
- システムトラブルなどにより、画像・音声に乱れが生じた場合も再送信や返金はできませんので、予めご了承ください。 なお、音声、画像は受講者でご調整ください。また、サービス利用にあたってのサポートは致しかねます。
- 配信中、異常と思われる接続を発見した場合、予告なく切断することがあります。
- Zoomの接続環境は【パソコン、有線またはWi-Fiのインターネット環境】推奨です。
開催概要
セミナー名 | Zoomを使ったWeb配信セミナー EV戦国時代を勝ち抜く最先端電源技術と新しいビジネス展開 |
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日時 | 2022年 2月 25日(金) 10:00~17:00 |
会場 | オンライン講座 Zoomを使ったWeb配信セミナー |
受講料 |
52,000円(税込み) |
定員 | 60名 ※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。 |
主催 | 日経クロステック 日経エレクトロニクス |
講師紹介
崇城大学 情報学部 情報学科 准教授
『日本学術振興会 次世代のスイッチング電源システム第173委員会 幹事』『電子情報通信学会 電子通信エネルギー技術研究専門委員会 委員』『電気学会 電動モビリティとエネルギーシステムの統合に関する調査専門委員会 委員』『エネルギーハーベスティングコンソーシアム オブザーバー』『大分県産学官連携グループ“超小型モビリティー普及の研究” 主任教員』『くまもと技術革新・融合研究会RIST 企画委員』
プログラム (10:00~17:00)
【1章】 |
48Vハイブリッド車向けDC-DCコンバーターの動向と小型高効率化技術
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【2章】 |
5G通信設備や屋内配電でもトレンドになり始めたDC48V配電技術の動向と車載電源への応用
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【3章】 |
48Vから大幅に降圧するための非絶縁形電源技術
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【4章】 |
車載充電器の動向と小型高効率の絶縁型電源技術
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【5章】 |
車載太陽電池から最大限にエネルギーを回収する技術
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【6章】 |
バッテリーのリユース、信頼性向上のための技術
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【7章】 |
千差万別のサービスを提供するモビリティーに必要な電源技術とは? ★
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【8章】 |
その他、電源の小型化・薄型化技術
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【お申し込み注意事項】
- このセミナーは、ZoomによるリアルタイムWeb配信にてご提供します。
視聴URLは、登録完了メールに記載していますので、当日まで大切に保存してください。 - ※このセミナーの運営事務局からメールやお電話でご連絡を差し上げることがあります。
- ※お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。
- ※受講料のお支払い:請求書払い/クレジットカード払いが選択できます。
お支払方法が「請求書」の方には、後日、請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。
クレジットカード払いの場合、お支払い手続きにて決済が完了した後、以下「MyPageメニュー」にお申し込み内容が表示されます。
<MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/
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- ※講師の急病、天災その他の不可抗力、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。