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セミナー紹介
本講座は、自動車設計で配慮が不可欠な熱マネジメントについて、実務経験が豊富な大手自動車部品メーカーの技術者から学びます。車載電子部品の耐熱設計と放熱設計を基本から具体的な事例を交えて解説します。熱マネジメントは各部品の実装設計段階から、製品の実装設計と同時に協調して行う必要があります。その大切さを学んだ上で、解決手段に関する個別事例を数多く紹介していきます。
エンジンの高効率化やハイブリッド化、プラグインハイブリッド化、電気自動車(EV)化──。自動車の電動化は加速する一方です。この動きに伴い、クルマに搭載する電子制御部品やアクチュエーター駆動部品は増えています。
一方で、車内空間の設計には制限があります。限られた空間に多くの部品を搭載するには、電子機器を小型・軽量化しなければなりません。その上で、燃費向上は至上命題です。つまり、高機能化を図る必要があります。
機能が高まる中で小型・軽量化を進めると、電子機器は放熱性が悪化し、搭載性が下がります(搭載環境が厳しくなります)。この課題を解消するには、製品設計の初期段階から熱マネジメントを考慮する必要があるのです。
部品が小型化すると、回路基板との接合部を含めて、電気的・熱的な接合部や接続部が微細化する傾向があり、電気的・熱的な接続を設計通りに確保することが非常に難しくなってきています。そのバランスを取りながら製品化するための考え方について紹介します。
車載電子部品の小型・軽量化について、問題解決の一助となれば幸いです。
車載電子機器の重要な課題である高耐熱と放熱設計について、実務の観点から押さえるべきポイントを習得できます。
大手自動車部品メーカーでの実務経験が豊富な講師が、事例に基づいて実務的な技術を教えます。
高耐熱と放熱設計に関する最新の技術はもちろん、スペシャリストの眼を通した今後の技術の動向についての知見も得られます。
開催概要
セミナー名 | 電動化に必須の車載機器の高耐熱設計と放熱設計を事例でマスター |
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日時 | 2022年7月14日(木) 10:00~17:00 (開場予定9:30) |
会場 | 東京・神田 アーバンネット神田カンファレンス ●JR神田駅 西口より徒歩1分(JR山手線・京浜東北線・中央本線) ●東京メトロ神田駅 1番出口より徒歩2分(銀座線) |
受講料 |
58,000円(税込み) |
定員 | 35名 ※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。 |
主催 | 日経クロステック 日経Automotive |
講師紹介
デンソー 電子PFハードウェア開発部
1996年 電子技術3部異動、エンジン直載ECUの開発担当
2006年 電子機器開発部を兼務、実装技術に関わる要素技術開発担当
2020年 電子PFハードウェア開発部にて全社電子製品の実装要素技術企画調査担当
現在に至る
プログラム (10:00~17:00)
1. カーエレクトロニクスの概要
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2. 車載電子機器と実装技術への要求
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3. 小型実装技術
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4. 熱設計の基礎
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5. 電子製品における放熱・耐熱技術
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6. インバータにおける実装・放熱技術
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7. 将来動向
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【お申し込み注意事項】
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<MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/
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