本セミナーは、Webセミナープラットフォーム「Deliveru」を使って、当日ライブ配信します。

7月2日(金)午前10時に締め切らせて頂きます。

セミナー紹介

現在、多くの製品は複雑な機能を保有しており、さまざまな過去からの設計アイデアが詰め込まれています。ただでさえ複雑な製品である上に、さらに顧客ニーズに対応するために新たな機能を追加するため、設計の難易度は一層高くなっています。

こうした状況の中、多くの問題が噴出しています。大規模リコールに代表される通り、過去に経験してこなかったたくさんの品質不具合が発生しているのです。理由は簡単です。過去からの設計ノウハウを活用できておらず、変更してはいけない部分を変えてしまっているからです。

設計担当者に原因があるように思うかもしれませんが、そうではありません。実は、設計の仕組みやシステムの問題です。そもそも、設計担当者が過去からのノウハウを全て仕様書や図面から理解し、正しい流用元を選択・設計変更することに無理があります。

過去からの設計ノウハウをしっかりとまとめた上で活用できるようにする。加えて、単にノウハウをまとめるだけではなく、そのノウハウを凝縮したモジュールや標準を準備し、活用が可能なプロセスを構築する必要があります。そして、そのプロセスにのっとって設計する際に、マネージャーはポイントを押さえたマネジメントを行う。これにより、多くの品質不具合を減少させることが可能となります。

本講座では、過去からの設計ノウハウをまとめた上で、活用するためのモジュールや標準を構築し、活用が可能なプロセスを指導していきます。これにより、設計効率を最大化させ、品質不具合を最小化することが可能になります。具体的には、①「設計ノウハウ書の作り方」②「モジュラー設計の進め方」③「設計マネジメント」の全3回の講座に集約しました。この3回の講座の受講により、最新の設計手法を取得し、設計効率を向上させる方法を学ぶことができます。

第1回:技術の喪失を防ぐ トヨタ流「設計ノウハウ書」の作り方
製造業は、顧客ニーズを満足させる基本機能を持ち、その機能を実現させるための「設計(技術)ノウハウ」を蓄積しています。この「設計ノウハウ」を基に、企業は競合他社に対して優位に立つノウハウを生み出し、製品の新たな付加価値とします。そして、この付加価値を支える技術を新たに「設計ノウハウ」として積み上げ、企業は競争力をより一層高めていくのです。その設計ノウハウの抽出の仕方やまとめ方を伝授します。

第2回:開発効率を高める トヨタ流「モジュラー設計」の進め方
過去の図面を流用することで、製品設計のスピードは一から構造を検討して図面を作成するよりも大幅に速くなります。一方で、過去の製品に品質不具合やクレームが含まれた状態で流用してしまう可能性もあります。こうした状態を防ぐために、製番や過去のモデルを流用して設計するのではなく、設計ノウハウを凝縮したモジュールや標準をあらかじめ準備し、モジュールや標準を元に設計を進めていく考え方や手法を伝授していきます。

第3回:設計効率を最大化する トヨタ流「設計マネジメント」の考え方
やり直しによって多くの設計工数を浪費してしまう──。多くの企業がこうした課題に悩んでいます。原因は、流用元の選択や設計変更の選定を設計担当者に任せてしまい、設計がある程度進んでから「流用元がBの方が良かった」「ここの部分も追加で変えないと」などと多くの指摘が入ることです。これではせっかく流用元を標準化し、設計ノウハウをまとめたとしても、設計効率が向上しません。仕事のやり方がいつまでたっても変わらないからです。今の設計効率を悪化させている流用設計から脱却し、手戻りの少ない設計プロセスの構築とマネジメント手法の確立が必須となります。その手法を「E-BOM」と「変化点管理」「DRBFM」を使用し、設計効率を最大化するプロセスの考え方を伝授します。

受講効果

チェック設計(技術)ノウハウの蓄積方法を体系的に学び、活用方法を理解できます。

チェック設計ノウハウを凝縮したモジュールや標準の正しい構築の仕方を習得できます。

チェック設計の初期段階に検討するべき「E-BOM」の在り方を習得できます。

チェック設計マネジメントにおける「変化点管理」と「DRBFM」の正しい使い方、マネジメントのポイントを学べます。


■視聴にあたって
  1. 配信当日の視聴に必要なURLおよびログイン方法等は、セミナーお申し込み後にご登録のメールアドレスにお送りする登録完了メールにてご案内しております。
    ems-noreply@nikkeibp.co.jpからのメールを受信できるように設定してください。
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  6. オンライン受講の推奨環境はこちら(https://deliveru.jp/faq/#Q7)をご覧ください。
    お申し込み前に、下記のテストサイトにて動画が視聴できることをご確認ください。
  • ▼テストサイト
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    【テスト用ID】livetest55
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なお、「Deliveru」上では、個人情報は一切取得いたしません。

開催概要

セミナー名 トヨタ流「勝ち残る設計」実践講座(全3回セット)
日時 【第1回】2021年7月2日(金)
【第2回】2021年8月6日(金)
【第3回】2021年9月3日(金)
 各回 10:00~17:00
会場 オンライン開催
Webセミナープラットフォーム「Deliveru」で配信するセミナーです
受講料

135,000円(税込み)

※各回ごとのお申し込みも可能ですが、受講料がお得なセット受講をぜひご検討ください。
【第1回】7月2日(金)単品のお申し込みはこちら
【第2回】8月6日(金)単品のお申し込みはこちら
【第3回】9月3日(金)単品のお申し込みはこちら

定員 60名
※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
主催 日経クロステック 日経ものづくり

講師紹介

中山 聡史(なかやま さとし)
A&Mコンサルト 取締役、経営コンサルタント

中山 聡史(なかやま さとし)<span class="fontSizeS">氏</span>

2003年関西大学機械システム工学科卒。2003年トヨタ自動車にてエンジン設計、開発、品質管理、環境対応業務などに従事。全てのエンジンシステムに関わり、海外でのエンジン走行テストなどにも同行経験あり。2011年A&Mコンサルトにて製造業を中心に設計改善、トヨタ流問題解決の考え方を展開。「モノ造りのQCDの80%は設計で決まる!」という理念の下、自動車メーカーで培った設計から開発、製造、品質保証までの幅広い経験を活かし、多くのものづくり企業で、設計業務改革や品質・製造改善、生産管理システムの構築などを支援している。

プログラム

【第1回】7月2日(金) 10:00 - 17:00

技術の喪失を防ぐ トヨタ流「設計ノウハウ書」の作り方
――機能系統図と技術基準

  1. 現状の設計(技術)ノウハウの課題内容
  2. あるべき設計開発プロセスと設計ノウハウ書の関連
  3. あるべき設計(技術)ノウハウ書とは
  4. 【個人演習】設計ノウハウ書に重要な機能系統図を作成してみよう!

講座詳細と本講座単独のお申し込みはこちら

【第2回】8月6日(金) 10:00 - 17:00

開発効率を高める トヨタ流「モジュラー設計」の進め方
――機能構成を標準へ

  1. 現状の流用設計における課題内容
  2. モジュールを活用した設計開発プロセス
  3. 最新モジュール化の方法
  4. モジュール化の運用のプロセス
  5. モジュール化を体験してみよう!
    ~ミニ四駆を機能階層、モジュール化区分を考えてみよう~

講座詳細と本講座単独のお申し込みはこちら

【第3回】9月3日(金) 10:00 - 17:00

設計効率を最大化する トヨタ流「設計マネジメント」の考え方
――機能構成をE-BOMへ(変化点管理、DRBFM、E-BOM)

  1. 現状の設計プロセスとマネジメントの課題内容
  2. あるべき設計プロセスとマネジメントのポイント
  3. トヨタ流設計マネジメント手法
  4. 【個人演習】変更点と変化点を抽出してみよう!
    ~100円ライターの変更点・変化点の検討してみよう~

講座詳細と本講座単独のお申し込みはこちら

※プログラム内容・講師は予告なく変更になることがあります。予めご了承ください。

【お申し込み注意事項】

  • このセミナーの動画配信は、株式会社ファシオの「Deliveru」を利用します。ブラウザ上で動画の視聴が可能です。
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  • ※受講料のお支払い:クレジットカード払い/請求書払いが選択できます。
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