このセミナーは会場にお越しいただく来場型セミナーです。
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セミナー紹介

柏木吉基氏の「データ活用・分析」シリーズがリニューアル!

データ活用のプロセスに沿って「仮説立案」⇒「データ分析」⇒「分析デザイン」の順で開催します。
強化したい分野をアラカルトで、あるいは3講座を連続で受講してもOK。

このセミナーでは、データ分析を始める前に必須の「仮説・検証」の方法論を体系的に学べます。
精度の高い仮説を導くスキルを自分の武器にしませんか?

「データ活用・分析」シリーズについてはこちら


ビジネスパーソンには避けて通れない「課題解決」の成果を決めるものは、「正しい問いを解いているか否か」に尽きるでしょう。ここでいう正しい問いとは、適切で具体的な課題や目的の定義に加え、そのために何をどう見るべきかという“仮説”を意味します。
では、成果を飛躍的に向上させる“良い仮説”とは一体どういうものでしょう。多くの人が、仮説とはデータや情報から“見つけ出す”ものだと思っているようです。ところが、情報やデータからの発見は問題の一部に過ぎません。その結果、狭い範囲での分析結果や結論を出してしまうという失敗が後を絶ちません。また、実際にやってみると「自分の思いついた仮説はこれで抜け漏れなく十分なのだろうか」といった不安を感じた経験も多いはずです。
いかなる業種や職種でも、「仮説・検証」の大切さは従来から指摘されてきました。しかし、その方法論について、きちんと体系だって指導を受けた経験がある人は非常に少ないのではないでしょうか。

そこで本セミナーでは、講師が日立、日産の両企業に所属していた時に経営陣からの高いレベルの要求に対処した経験や、データ分析活用の講師・コンサルタントとして多業種の実務課題解決の経験をもとに、課題解決プロジェクトを始めるに当たり、まず最初に立てる自らの「仮説」とはいかなるものかを明かします。そのうえで仮説はどのように立て、またその後の分析や課題解決プロセスにどのように影響を与えるのかを、実例をもって解説していきます。

学問的な100点を狙うのではなく、実務として十分に耐えうる仮説の要件は、(1)必要な範囲を網羅していること、(2)話が飛んでいない(論理の飛躍がない)ことの2点です。
講師は、これらを満たすための仮説立案にはまず、論理的に物事を考えられる「ロジカルシンキング」を理解し、訓練することが大切であると考えています。そこでロジカルシンキングの考え方を応用した仮説の立て方、発想の広げ方について集中して学びます。「ロジカルシンキング」を学んだことがある方は「なるほど、こうやって使うのか」と実務応用感満載で実感頂けることでしょう(学んだことが無い方も問題ありません)。
さらに、精度の高い仮説を導くためにも極めて重要な「問題・目的定義」についても触れます。

講師は書籍『「それ、根拠あるの?」と言わせない データ・統計分析ができる本』や『日産で学んだ世界で活躍するためのデータ分析の教科書』など、数多くのビジネス書の著者でもあり、日経クロステックの連載「問題解決に導くファシリテーション術」(現在は連載終了)などでもおなじみの柏木吉基氏です。数々の経営課題をリードし、V字回復経営を直接支えた会社員時代の稀有な実務経験をバックボーンに多摩大学大学院ビジネススクールにおいて「クリティカルシンキング」の教授として、論理的に実務を遂行出来る人材を輩出し続けている講師ならではのエッセンスが満載の講座です。ぜひ、この機会を逃さずにご参加ください。


本講座の特徴
今やデータサイエンスをはじめとするデータ分析、データ活用は広く認知、運用されるようになりました。一方で、データや分析方法は正しくとも、目的があいまいであったり、とりあえず目の前のデータで作業してしまうがゆえに、「分析は正しいのに、結論は正しくない(狭い)」ということが簡単に起こり得ます。本講座は、そのような「データ分析や問題解決をする“前に”」必要となる思考、すなわち“分析の設計図を作る”ことにフォーカスした、他では受けられないユニークな、でも本質的なプログラムです。

 受講効果
  • ◎データ分析や問題解決の前に必要な問題や目的を適切に定義する仕方、注意点などがわかります。
  • ◎良い仮説と悪い仮説の違いを認識し、「良い」仮説に近づくための方法論や考え方を学べます。
  • ◎データや経験などから見えたものだけに頼らず、広く仮説を導き出すテクニックを修得します。

開催概要

セミナー名 課題解決もデータ分析もスッキリ無駄なく進められる!
「仮説立案」実践講座
日時 2024年5月22日(水) 13:30~17:30
会場 東京・神谷町
日経BP(日経虎ノ門別館)5階セミナールーム
東京都港区虎ノ門4丁目3番12号
●東京メトロ日比谷線「神谷町」駅より徒歩5分
●東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅より徒歩7分
受講料

49,830円(税込み)

受講対象 業種や規模は問いません。「仮説立案」に困っている、全てのビジネスパーソンが参加できます。特に、自分が立てた仮説に基づいてデータ分析を実施し、結果を上司や経営陣にプレゼンテーションしたり、現場の人たちの行動を変えたりしていく役割の人にお勧めです。
定員 70名
※最少開催人数(20名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。
備考 受講特典
本セミナー受講の方に柏木吉基氏が講師を務める「データ活用・分析」シリーズ2セミナーをお得な割引価格で受講できる特典を進呈!2セミナーの講座詳細は決まり次第お知らせします。

●問題解決のためのデータ分析活用入門(7月9日開催)
 身近なビジネス課題を解決するためのデータ分析活用方法や考え方が学べるセミナーです。
●「分析デザイン」実践ワークショップ(10月9日開催)
 分析前に準備すべき「ゴール」や「仮説」を適切に設定するテクニックを学べるセミナーです。

受講料(税込):49,830円⇒本講座受講者特典受講料:44,770円 ※5,060円OFF
※特典受講料で受講できるキャンペーンコードは本セミナー開催時にお知らせします。キャンペーンコードなしでの事前申し込みは一般価格となりますのでご注意ください。特典受講料でのご受講は本セミナーの受講者ご本人様に限りません。ご同僚や部下の方などに活用いただいて部門や会社全体のレベルアップにお役立てください。
主催 日経クロステック 日経コンピュータ

講師紹介

柏木 吉基
データ&ストーリーLLC代表
多摩大学大学院MBA 客員教授
横浜国立大学 非常勤講師
元 日産自動車 ビジネス改革チームマネージャ

柏木 吉基<span class="fontSizeS"> 氏</span>

慶応義塾大学理工学部卒業後、日立製作所入社。米ゴイズエタ・ビジネススクールでMBA(経営学修士)取得。2004年に日産自動車に入社。海外マーケティング&セールス部門、組織開発部ビジネス改革チームマネージャ等を歴任。データを駆使して、「新規ビジネス戦略策定」や「グローバルでの業務プロセスの分析・評価・改善」など多数のプロジェクトをリード。

これらの経験と実績を生かし、2014年10月に「仕事の成果」に直結する実務データ分析トレーナーとして独立。 2021年にはハーバードビジネススクール(大学院)のData Science for Businessプログラムを修了。以前から実務家ならではの実践的で分かりやすいと定評のあった講義に、さらに最先端のデータサイエンスの裏打ちが加わった。

『日産で学んだ 世界で活躍するためのデータ分析の教科書』、『データ競争力を上げる上司、下げる上司』(日経BP)ほか著作も多数。日経情報ストラテジーで「間違いだらけのデータ分析」(2014年4月号〜2015年9月号連載)、「マネジャーのためのデータリテラシー講座」(2015年10月号~2016年9月号連載)、「あまのじゃくなロジカルシンキング」(2016年10月号~2017年8月号)、ITpro(現・日経クロステック)で「データ活用に必須の課題分解術」(2017年9月~2018年2月)、日経クロステックで「問題解決に導くファシリテーション術」(2021年8月~11月)を執筆。

プログラム

13:30~17:30

1. 良い仮説を立てるってどういうこと?

  • 良い仮説とはなにか?
  • 課題全体の構造化

2. 仮説前に押さえておきたい「課題定義」

  • 「正しい問いに答えていますか?」具体性と論点について

3. “分解”視点の仮説立案

  • 問題の全体像を構造化する
  • 課題を抜けなく、効果的に分解するには

4. データや情報に基づいた仮説のリスクと対策

  • データドリブンの仮説構築のリスクについて

5. “要因特定”の仮説立案

  • 要因の可能性を洗い出す
  • 視野の広げ方について

6. Q&Aほか

※途中で適宜、休憩時間を設けます。


受講者の声
  • MECEで仮説を作る際に、フレームをイメージするという点がなるほど、という感じでした。
  • ロジカルシンキングの考え方が、仮説立案やデータ分析をする上で重要なことが理解できた。
  • 手を動かすプログラムも多く、集中して取り組むことができました。
  • 他にないテーマのセミナーであり、大変役に立ちました。
  • 基礎もなく独学で進めてきた分析に対し、考え方の基礎が知れたので今後の業務に生かせそうです。
  • 研修の初めの方で、まず目的を考える、それから作業をする、とありました。まさに、まず作業をする人だったので、そこから改めたいです。
  • ロジカルな思考と分析手法について基礎的な点を学ぶことができた。
  • 今後の仕事の質をより上げるために目的を明確に設定し、仮説を立ててみてデータ作成に入るというように手順(思考回路)をシフトさせていきたいと思います。
  • 講習の流れ(体系的な知識→実際のデータの使い方)が学べてわかりやすかった。
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【お申し込み注意事項】

  • ▼安心してご参加いただくための対応方針
     本セミナーにおける感染防止の取り組みはこちら
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
  • ※セミナー開催日の8営業日前まではキャンセルが可能です。以下のWebフォームからキャンセルの旨をご連絡ください。
    https://support.nikkeibp.co.jp/app/ask_1501/p/378/
    なお、「受講番号」は必ずご記入ください。また、お支払いの有無も、合わせてお知らせください。
    キャンセル受付期限を過ぎた場合は受講料は全額お支払いいただきます。代理の方がご出席くださいますようお願いします。出席できない場合は、セミナー終了後、当日のテキストを郵送いたします。
    ●日経BPの営業日につきましては以下の通りです。
      営業日:土日祝日を除く月~金曜日。年末年始(12月29日から1月3日まで)は営業いたしません。
  • ※受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。「クレジットカード払い」の場合、お申し込み画面で決済手続きまで完了してください。
  • ※受講証はMyPageにてご確認いただけます(受講証の郵送はございません)。お申し込み手続きが完了した後、以下「MyPageメニュー」にお申し込み内容と受講証が表示されます。セミナー当日は、ご自身で印刷した受講証をご持参いただくか、携帯端末画面にMyPageの受講証を会場受付にて提示ください。
    <MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/
  • ※講師企業と競合すると考えられる製品やサービスなどをご提供される会社の方は、主催者の判断に基づき受講をお断りさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
  • ※会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。また、お子さま連れでのご参加はご遠慮ください。
  • ※講師の急病、天災その他の不可抗力、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。