資料の紹介

 製造業の現場では、言葉や写真だけでは説明しにくい業務手順が数多く存在する。加えて、近年の製造業は品種を絞った大量生産から多品種少量生産にシフトしつつあり、その業務内容はますます複雑化する傾向にある。

 こうした業務手順や業務内容を新人や中途採用者に教えるにあたっては、教育内容の明確化、定型化が必須となる。教育内容にばらつきがあれば、後々の業務トラブル発生の原因にもなりかねない。また、製造品質を保つためには、熟練技術者が持つ「暗黙知」を次の世代に継承していく仕組みも必要となる。こうした課題の解決策となるのが、拡張現実(AR)を活用する方法だ。

 本資料では、大手製薬会社ファイザー・ファーマの製造現場における取り組み事例を紹介する。同社は熟練技術者の目線で撮影した映像をARコンテンツ化し、活用している。ARコンテンツはPCやタブレット端末、スマートフォンで閲覧できる。ARコンテンツの作成に専門知識は不要で、ツールを使えば誰でも簡単に作成できるという。本資料では、どのような業務からARコンテンツ化すべきかなど、優先順位を決める検討過程についても紹介している。

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