資料の紹介

 自動運転への関心が高まっている自動車業界では、自動車の搭載機器の制御に用いられる車載ネットワークのデータ収集に注目が集まっている。特に注目されているのが、自動車関連製品に関する自動化システムと測定システムの国際標準化団体「ASAM」が、2021年11月にリリースを予定しているプロトコル「PLP」だ。

 PLPは、車載ネットワークに流れる各種データや機器ステータスなどの情報収集に用いる新しいプロトコルである。これによりコスト効率がよく、スケーラブルで長期にわたって使用可能な計測機器が容易に入手可能になると期待されている。そして、PLPの標準化作業に深く関わっているドイツのメーカーの車載ネットワーク用データ収集装置には、「TECMP」というプロトコルが実装され、PLPはそのTECMPと高い互換性があるとされている。

 そこで本資料では、業界標準仕様となるPLPの概要をいち早く把握できるように、TECMPのデータ構造やキャプチャ例などの技術詳細を解説する。TECMPを通じてPLPの概要を理解できる貴重な資料だ。少しでも早くPLPの情報を得たい方は、ぜひ目を通していただきたい。

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