「CSO塾」に参加し、新たな学びの他に、
仲間づくりにもつながりました
2023年7月~9月の「CSO塾」に参加しました。講師のお話や参加者とのディスカッションを通して、サステナビリティ経営について高い視座を持ち、長期的な視点で考えることができるようになりました。同じ志を持ち、共通する悩みを抱える社外の人と交流することは、新たな発見や課題認識のきっかけになっただけでなく、前向きな気持ちにもつながりました。「CSO塾」で一緒に勉強した方々とはその後も勉強会を開くなど、仲間として交流を続けています。
10月の北海道下川町視察ツアーに参加したのも、「CSO塾」でお誘いを受けたのがきっかけです。町の皆さんのホスピタリティに触れながら森林経営の取り組みについて聞けたのは、とてもいい機会でした。日々の仕事の中でも、折に触れて下川町の森の中を歩きながら聞いたことや考えたことを思い出します。
「CSO塾」で学んだ内容や「日経ESG」の「未来戦略インタビュー」などの記事は、社内で共有し社員の啓発に役立てています。「未来戦略インタビュー」の掲載記事は、トップのメッセージを社員に伝えるのに情報量がちょうどよく、とても役立っています。「日経ESG」のウェブサイトに掲載された後は、URLを社内で共有しています。
サステナビリティの視点を会社が稼ぐ力に結び付けることが大事だと考えています。そのためには現場の社員の力が欠かせません。最近、「丸山さんの視点を教えてほしい」と他部署からの要請を受けるようになりました。私にとってはとてもうれしいことです。
他ではつかめない欧州情報を
会員の皆様に提供します
2023年9月、フランス・パリで会員企業の駐在員の皆様を対象にした研究会に協力させていただきました。ESGやスチュワードシップを担当する当社の現地責任者2人が「欧州のESG投資と企業対話の動向」について講演しました。出席した駐在員の皆様にも満足していただいたようで安堵しています。
今後、企業価値を評価するうえでのキーワードは、「ネットゼロ」「生物多様性」「SDGsデータ」の活用と捉えています。欧州の資産運用会社として、最新動向を単に紹介するだけでなく、背景にある本質的な意図や日本への示唆を解説することで、他ではつかめない情報を24年も会員企業の皆様に提供していきたいと考えています。
ESG投資で先行する欧州の動きが分かれば、日本企業の皆様にとって次の戦略を立てることも容易になるはずです。「資産運用や企業経営の世界でESGが良い形で広がることを目指す」といった意味で、当社と日経ESG経営フォーラムのベクトルは一致しています。
「日経ESG」の誌面ビューアーを
活用しています
会員企業限定で使える「日経ESG」の誌面ビューアーを社内関係者で活用しています。ESGはリスクと機会の両面があると思いますが、航空業界にとっては欧州規制の動向などリスクに関する情報収集が欠かせません。サステナビリティ推進に関する施策の検討や会議資料の作成時などに活用しています。
オンラインセミナーのアーカイブについてもIDやパスワードを社内関係者で共有し、関心の高いテーマの番組がある場合は共有するようにしています。誌面ビューアーやオンラインセミナーは社員全員が利用できるとのことですので、今後はより多くの社員に活用を進めたいと考えています。
業種を越えた方々とネットワークを築けるのも魅力です。違う業界の方々からホットイシューを聞けるので、次にどのようなトレンドがくるかをつかむことができます。あまり話題になっていない時期に自然関連情報開示タスクフォース(TNFD)の話を聞けたことは、とても有意義でした。
「リアルとデジタル」「ネットワーキング」で
タイムリーに情報提供
ESGの各テーマを幅広く学べる研究会を会場開催とオンライン配信でお届けしています。会場ではネットワーキングの時間を設けて、参加者の交流を図ります。「ESGブランド調査報告会」は東京と大阪で開催。「CSO塾」は講師との意見交換など対話を重視しています。
ウクライナ侵攻、イスラエル情勢、SDGs目標達成
ESGの視点で読み解きます
国際情勢の変化は気候変動対応やエネルギー事情、資本市場動向など多方面に及びます。国連が掲げるSDGs推進にも影響します。海外講師やフィナンシャル・タイムズ(FT)記者らを研究会のゲストに招いて、グローバルな視点で解説する他、日経ESG経営フォーラムの英語サイトを通して、日本企業の活動を発信します。
「学び直し講座」「司法研究会」「学術講座」など
イロハから先端分野まで
ESGを基礎から知る「学び直し講座」や月刊誌「日経ESG」の情報を届ける「特集解説」、さらに大学教授に学ぶ「学術講座」、判例を知る「司法研究会」などサステナビリティに関するテーマを多角的に提供します。アーカイブ動画は約200本あり、様々な専門情報を得ることができます。
01情報発信
02/03情報収集/ネットワーキング
04調査・分析
フィナンシャル・タイムズ(FT)や「日経ESG」の英文サイトを通じて海外に向けた情報発信をしています。
日本経済新聞や「日経ビジネス」などのメディアに会員企業のロゴ入り広告を掲載し、会員企業の広報活動をお手伝いします。「日経ESG」誌面とウェブサイトで、会員企業のトップインタビューや企業活動紹介を掲載し、最新の取り組みを紹介します。
注:2024年1月時点のサービス内容。サービス内容は変更になる可能性があります。
フィナンシャル・タイムズ(FT)に会員企業のロゴを掲載し、日経ESG経営フォーラムの活動を紹介しています。「日経ESG」の英文サイトも充実させ、海外に向け広く情報発信を行っています。
「日経ESG」では、「Leaders」コーナーで会員企業の経営層へのインタビュー「未来戦略インタビュー」、または「企業活動紹介」を掲載しています。会員企業は、「Leaders」に年1回掲載することができます(一般会員2ページ、特別会員4ページ)。誌面に掲載したコンテンツは、毎月、掲載順に「日経ESG」のウェブサイトでも公開します。経営トップのインタビューの動画撮影を希望する特別会員には、有料で動画を撮影しフォーラムのウェブサイトに掲載します。
新聞や雑誌のロゴ入り広告を通じて、日経ESG経営フォーラムのメッセージを伝えます。
注:2024年1月時点。活動内容は変更になる可能性があります。
リアルな会場で開催する研究会や視察、トップミーティングを通して、専門家らとの意見交換や会員同士の交流ができます。2024年度は次世代のESGリーダーを育てる「CSO塾」を拡充します。専用ウェブサイトには、これまで開催した約200の動画コンテンツと「日経ESG」のバックナンバーを収録しています。会員企業の全社員がオンラインで視聴、閲覧できます。海外講師による英語版動画などグローバルな視点での解説を拡大します。
注:2024年1月時点のサービス内容。サービス内容は変更になる可能性があります。
特別会員限定のトップミーティングは朝食会形式で実施しています。2024年度は伊藤邦雄・一橋大学CFO教育研究センター長との朝食意見交換会、松田千恵子・東京都立大学大学院教授との朝食勉強会を開催します。
2023年7〜9月に3回にわたり開校した「CSO塾」(特別会員限定)の開催回数を24年度は増やす他、一般会員向けの連続講座など内容を拡充します。
会場開催での研究会やセミナーの他、会員専用サイトからご視聴いただける動画コンテンツは「人権」「司法研究会」「人的資本」「ESG投資」「特集解説」「学び直し講座」などレベルに応じて多彩な分野をカバーしています。ログインするだけで、会員企業の全社員が視聴できます。2023年のタイトル・出演者についてはPDF版P.10をご覧ください。
2023年は会員企業の欧州駐在員を対象にフランス・パリで欧州のESG投資などをテーマにした研究会を開催しました。毎年、「日経ESG経営フォーラムの森」がある、北海道下川町の森林経営を視察するツアーを開催しています。
会場開催の研究会の後には、専門家らとの意見交換会や名刺交換会、「日経ESG」編集部の専門記者との情報交換会などがあります。会員専用サイトにはチャットコーナーを設け、研究会動画の告知や会員間の交流の場としています。
「日経ESG」のバックナンバーは、会員専用サイトから誌面ビューアーで会員企業の全社員が閲覧できます。号ごとにキーワードで検索できます。さらに「日経ESGバックナンバーDVD」を毎年、年末にお届けしています。
2023年は53番組を配信しました。分野別テーマでは「学び直し講座」「人権」「司法研究会」「気候変動・脱炭素」がよく見られました。会員限定のウェブセミナーは1テーマ約30分間で視聴することができます。専門家や「日経ESG」専門記者による解説など、他では視聴できない内容を分かりやすく解説しています。24年は「SX/DX/GX」など、多様な視点での解説も充実させます。
2023年10月、第4回ESGブランド調査の結果を公表しました。6月2日~7月5日の約1カ月間、調査を実施し、560企業ブランドを調査対象にしました(毎年4月1日時点の会員企業が調査対象になります)。この他、23年は「日経ESG」6月号で東京証券取引所プライム上場企業の「ESG債の発行動向調査」を実施しました。
注:2024年1月時点のサービス内容。サービス内容は変更になる可能性があります。
環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)、インテグリティ(誠実さ)の4つの視点から企業のESG活動に対するブランドイメージをランキングにします。ESGはプラスとマイナスイメージ、インテグリティはプラスイメージから総合順位を算出しています。
全ブランドの分析用データを収録したCD付きの詳細な調査結果報告書(約250ページ)を、会員限定でお届けしています。このCDを使うと競合企業との比較など詳細なデータ分析ができます。企業ごとに割り振ったパスワードで自社の自由意見を読むこともできます。
フォーラムへの入会時期は決まっているのですか?
毎月、入会を受け付けています。入会日は毎月1日で会期はその月から1年間となります。入会後、継続の時期となりましたら、事務局から継続のご案内をさせていただきます。
本社が関西なので研究会に参加できないのですが。
研究会やウェブセミナーの動画を、会員専用サイトにログインすることで視聴いただけます。ライブ配信のほか、アーカイブ動画を見たり、研究会の資料をダウンロードしたりすることができます。研究会は主に東京で開催していますが、年に数回、大阪で開催しています。
特別会員と一般会員はどこが違うのですか。
月刊誌「日経ESG」などでの情報発信量が、一般会員の倍になります。特別会員だけが参加できるトップミーティング(朝食会・年5回予定)などがあるほか、運営委員会メンバーとしてフォーラムの活動内容の策定に参画いただけます。次世代リーダーを育てる「CSO=チーフ・サステナビリティ・オフィサー=塾」にもご参加いただけます。
2023年度に、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したのを受けて、活動の在り方を見直しています。会場開催の研究会やネットワーキングを増やす中で、企業が向き合うESG課題は増えていると感じています。
人的資本強化や従業員の健康維持、女性活躍推進といったテーマだけでなく、SX(サステナビリティトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)の推進やコーポレートガバナンスの強化は経営に欠かせません。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に代表される地球温暖化防止対策も重要なテーマです。こうした数々の課題に対して企業が考えるべきテーマや課題解決の手法を研究会やウェブセミナーを通じてお届けします。
7年目を迎える日経ESG経営フォーラムは、企業と機関投資家との対話を一層重視します。また非財務情報、データ分析など多様かつ新しいテーマの研究会やイベントを増やして、企業評価を高める活動を強化します。
フォーラムの活動に当たっては日経BPをはじめ、日本経済新聞社の日経SDGsフォーラムなどと連携を取りながら、日経グループの情報発信力、ネットワークを生かします。フォーラムの活動を企業価値向上のために、お役立てください。
日経ESG経営フォーラム代表
日経BP代表取締役社長吉田 直人
特別会員 | 一般会員 | ||
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年会費 | 440万円 (消費税込) |
165万円 (消費税込) |
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募集対象 | ESGに関する取り組みを推進しているすべての企業、団体、自治体など |